『衝突』のFORKは新たな説法だ


KEN THE 390『衝突』は、客演にFORKとZeebraという豪華さで、KEN THE 390のブッキング力が光る一曲です。

この曲でFORKは、韻とユーモアを織り交ぜながら、前向きになる熱いメッセージを綴っています。

それはまるで、新たな説法のようで、胸にくるものがあります。

驚きなのが、韻がパンパンに詰まっているのに、突飛な単語が一つもないため、ストレートに熱い言葉が頭に入ってきます。

メッセージが先行し、韻が後から付いているくるような感覚です。

本来組み合わされる事がない単語が、韻によって繋がるのも韻の面白さですが、今回のFORKのように自然な文章で韻とパンチラインを残すのも凄い技術だと感じます。

ラストは「やるならやっ”たろう“」から岡本太郎の名言に繋がっています。

Yeah なるようになる なんとかなるから
やる時ゃやるって覚悟になる
ラストに勝つのはそんな
それが責任を背負って明日を担う
全ての痛み苦味僻み
しがらみすらも必要なビタミン
リスクがあるのは分かってるだけど
鼻で 笑って 当たって砕けろ
一度折れたり 道をそれたり
したってギリギリで生き残ればいい
昨日がダサくて今日がダメでも
明日がヤバけりゃ気にもとめない
完璧なんて君に求めない
衝突の先で未知との出会い
それを期待してぶつかり合っちゃう
次は誰?Who’s カミナッチャ
譲り合いじゃない 奪い合いサバイブ
深い愛がない耐え難い
もう一回は無い考えなさい
苦しみとは頑張れたサイン
この道だったらここ一番
の勝負は落とさんのがとの差
やるならやったろうがモットーさ
芸術は爆発だ本さん

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