突如公開されたコンピレーションアルバム『SHIBUYAMELTDOWN』
そのアルバムの中に唾奇のソロ曲『SHIBUYAMELTDOWN』が収録されてると、、その曲のヤバさにぶっ飛びました。
超ダーク!そして超心地いいトラップフロウ!
ソロ曲としてフルで唾奇のラップを聴けるだけで贅沢なのに多彩なフロウと秀逸な情景描写が詰まった最高の曲でした。
唾奇のリリックは街やそこで生活する人の描写表現がすごく、この『SHIBUYAMELTDOWN』では狂った渋谷の街を
あの満月が俺の頭上に当たる頃
街ごと血相を変えて絶頂に向かう
と表現していたり、操られているような人を
呪われたmarionnetteみたいに
くちゃべる居酒屋の女子大生みたいだ
というように表現しています。
他の曲での人・街の表現で私が好きなのは、
YMG の『Go Crazy feat. WILYWNKA , FARMHOUSE & 唾奇』
街のギャルやらヲタクや根暗
どれを取ったって平等に狂ってるのさ
唾奇『Alright』 などです。
この通りに住む SnitchとBitchと仲間
そうじゃない奴も交差する
6畳一間の歌が
お前のiPhoneから流れてたりする
ワードが強すぎる
唾奇のリリックはフロウと韻の置きどころが気持ちくて、ワードが強いのでインパクトが相当大きいですね。
このラインから喚起されるイメージはかなり強く、2文字の韻が連続で入っていてインパクト大です。
地球の膣にキス、ベッドのシーツに赤い文字の地図が浮かぶ
ここを去った奴の顔が浮かぶ
そして、その後の韻の連打がめちゃめちゃ気持ちいです。
ブラフは必要無い 金輪際 超いっぱいのxxxx
もう一回 飲みたい 正気じゃいられないって話
結論
久々にダークな唾奇で、単純にリリックがかっこよく、トラップフロウなど多彩で韻が固くて完璧に好きな曲(+映像がめちゃめちゃかっこいい)でした。
唾奇 / SHIBUYAMELTDOWN Link
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