『廻し蹴り』はMuro,Mummy-D,DABOの三人が32小節のロングバースでスキルをフルに魅せた楽曲です。
(マボロシの1stアルバム『ワルダクミ』収録)
三者三様のスキルの魅せ方がエグく、Muroヴァースはトラックのサンプリング元となるBig Daddy Kaneの『Set It Off』を日本語で忠実に再現しています。
英語の原曲に対して日本語でフロウ、韻を原曲と同じ聞こえに合わせながら、リリックの内容も原曲と大筋合わせるという神業です。
『Set It Off』を聴いた後に『廻し蹴り』を聴くとMuroヴァースへの印象が大きく変わるでしょう。
Mummy-Dヴァースはとにかく話が面白い!
しっかりと韻を踏みながら説教口調で徐々にヒートアップしていく様が日本語独自のリズムとグルーブを生んでいます。
韻を踏む言葉のチョイスも面白く、Mummy-Dのリリック通り”誰も踏まねえ韻がてんこ盛り“です。
このラインはLITTLEも嫉妬したと「愛韻TV」で語っています。
DABOヴァースは相変わらず固い韻、細かい韻も散りばめながらの高速フロウは聴き心地最高です。
何気なく聴いていますが、高速でまくし立てながらこの滑舌の良さは異常です!
マボロシというMummy-Dと竹内 朋康のミクスチャープロジェクトにおいてこの曲は、32小節・HOOKはスクラッチのみと超ドHIPHOPな珍しいものになっています。
ちなみに、HOOKのスクラッチは『B-BOYイズム』Mummy-Dのリリックからです。
韻考察
(Muro)
むせるぜきっと マジすげーぞ
バック
