早雲『懊悩』韻考察

『懊悩』は終始韻を畳かけながらも、切ない心情や情景が伝わってくるリリックです。

1Verseは [ o u a u ] だけの韻で構成されており最後の言葉が 音楽 [ o n a u ] で締めくくられるのが流石です。


聴覚 網膜 触覚 直感
ノウハウ 一繋ぎのモンタージュ
動脈 静脈数 33回転のドーナッツ
ローカル 凡百 現す頭角
ようやく 到達?いくら儲かるボーナス
欲に任せ頬張る 突発的忘却
本末転倒 見失う方角
意識混濁 壊れたコンパス
今夜走り出す ペンが切り裂く 困惑
Grow Up 幸か不 幸か
また一つ歳重ねる正月
とる同じ子を抱く
ごめんありがとう 根っこに音楽

あの日出会わなければと思ったことや
忘れてしまいそうになったことも
否定しないようこうしてる今も
否定しないよう繊細に
優しく触れて 激しく揺さぶって
波打ち際のメンタリティ
前後一秒 繋ぐ現在地
固く握ってStand by me

心臓 手の平に温度 振動
表層と深層シーソー
思相愛 思想沈黙
疾走 埋める1sheet
心頭滅却 内なる火 Wake up
贅沢な夜に時の制約
息遣いだけが聞こえる 静寂
時よ止まれ 夜明け
ままならぬ答えのままで
飲み込む弱音 日没を待て
声にならない声を忍ばせ
諦めじゃない 受け入れただけ
今日は今日 365
とりどり 時折の晴れ
宵越し 見送る木陰
お気の済むまで

あの日出会わなければと思ったことや
忘れてしまいそうになったことも
否定しないようこうしてる今も
否定しないよう繊細に
優しく触れて 激しく揺さぶって
波打ち際のメンタリティ
前後一秒 繋ぐ現在地
固く握ってStand by me

金土日から平日 演じる 堅実
迫る残りのページ数 念じる
そのうち 芸術の極到
この身を削って Pencil drawing
深夜 独りのブレイントーミング
原点から Never Ending Story
自分を殺して生きてるお前には
現実逃避に見えるのかもな

 

Reflection」 

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