DABO & Kダブシャイン、ラップの初期衝動をつぶやく

ツイッターにて、DABO & Kダブシャインがラップの初期衝動にて呟いていました。

とてもいい話だったので、このサイトにまとめました。

 

DABO

1990年

俺「ラップしてるんだ」

聞き手「えー、英語できるんだ!」

俺「え?いや、日本語で」

聞き手「日本語?なんで?」

俺「なんでって…いや、やりたいから、かな…」

聞き手「ダンスとかDJやりなよ!」

俺「…」

想像つく?

 

DABO

ラップやってても全然モテなかったし尊敬されなかったし興味持たれなかった。
それでもやった。やりたかったから。
スターになる夢とかそんなんじゃなかった。
デビューしてやるとかそんなんでもなかった。
ただひたすらにやってた、好きで。
うまくなりたくて。
さんピン前はみんなそんなもん。
衝動だけ。

 

DABO

見向きもされねえのにやり続けたあの情熱ってなんだろう。
ネットもねえ。メディアもねえ。ショップもねえ。
何が流行ってんのかもわかんねえ。
何するにも前例がねえから教科書がねえ。
シーンがねえ、客もいねえ。
これ続けて何になんのかもわかんねえ。
それでもラップしたかった。泣きたいほど。
恋かよ。

 

DABO

恋だな。

 

DABO

本当のヒップホップってのはいつでもスポットライトから外れたところにあるんだ。

 

オレの場合はもっと確信犯で、ラップの面白さを広めたくて、まず誰でも手軽にライムできるようにしたかった。
誰もが自尊心を高めたくなるようなリリックを表現したかった(ズールーネイションに感謝)。
その上で、仲間とドープなアルバムを作って、クラシックとよばせたかった。
てのが初期衝動でござるよ

Kダブシャイン

 

DABO

そゆとこクレバーっすねえ兄やんは。俺はもっと目先でしたわ。

 

そのガムシャラさがダボのフロウスキルを名人の域に導いたんだね!
オレはラップにインスパイアされたので、東京でそれをやりたかったんだよー

Kダブシャイン

 


 

「Def Jam Japan」 第1号アーティストとなったDABO


 

日本語ラップのクラシックアルバム「空からの力」

空からの力」    

 

 

 

 

 

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