KOHHのネームドロップ集

KOHHがネームドロップをしたリリックを集めました。

KOHHのリリックに関して名指しでのDisはないため、ネームドロップはすべて尊敬の意だと思います。

ネームドロップとは

リリックに人物の名前を入れることで、リスペクトやディスを示すこと。

ラッパー,ミュージシャン

KOHH – Fuck Swag (REMIX) feat. ANARCHY, 般若


自分以外の誰かになりたくない
俺は俺
聞いてみなK DUB SHINE
NEW YANKEE  NEWパンピー
だれもANARCHYにはなれない
妄想したって般若になれない
全部自分の世界

ANARCHYの名アルバム『NEW YANKEE』と妄走族の般若にかけたネームドロップ。

客演に招いた2人に加えてK DUB SHINEの楽曲『オレはオレ』の名前も入っています。

KOHHはキング・ギドラの影響でHIPHOPにのめり込んだそうです。

K DUB SHINEと2人の対談・インタビュー動画もあります。

 


 

気楽にやる


楽しみながら気楽にやる
無理してないから全部 楽
お金より遊びの音楽
キング・ギドラはリアルにやる

上述した通り、HIPHOPにのめり込むきっかけとなったキング・ギドラの名前と『リアルにやる』という曲名をHOOKに入れています。

そもそも『リアルにやる』ありきで『気楽にやる』という曲名にしてると思います。

 

 

ぶっちゃけ

 

弱い 弱い 人間は弱い  それを理解してることが強い
やっぱり凄いSHINGO★西成 俺も弱いから強くなりたい

曲冒頭でSHINGO★西成のサンプリングとネームドロップが行われています。

 

BOMBRUSH!『STAY STRONG feat. NORIKIYO,SHINGO★西成&DAG FORCE』リリック

弱い 弱い 人間は弱い
それを理解してることが強い
もちつもたれつええ言葉
でもおんぶに抱っこなら頭バッコン

 

Drugs

 

『Drugs』はKOHHを取り巻く環境<母子家庭、友人関係>で身近にある薬物の存在について歌っている曲です。

この曲ではバースの締めに強烈なネームドロップとサンプリングを残しています。

<1バース>

ジョンレノンもLSDで曲作り
Lusy in the Sky with Diamonds
やばいだろ Drugs

 

曲の頭文字をとると「LSD」になることや、歌詞の内容からサイケデリック効果により作られたと憶測されるBeatlesの楽曲『Lucy In The Sky With Diamonds』


 

<3バース>

巻くのはポリスとガンジャ
そう言ってた MC漢

 

漢 a.k.a. GAMI『my money long』のリリック

年中無休でポリスとガンジャを上手く巻く


 

 

まーしょうがない


 

この曲はフリースタイルでRECされた楽曲で、その中でBESのネームドロップとサンプリングが行われています。

上だの下だの 金額の違い
ベス間違いない まーしょうがない

 

BES『The Process』 リリック

上だの下だの 金額の違い
大人の階段登る それだけさ


 

I Want a Billion feat. Taka


俺はエスコバルよりもピカソ
Tじゃない方のパブロ

自身を芸術家のパブロ・ピカソに例える際に、麻薬王のパブロ・エスコバルでもラッパーのT-Pablowでもないという独特の表現でT-PablowをHook upしています。

 

友達 feat. LIL KOHH

 

後輩いっきとモニー
スカッシュスクワッドかスモーク
俺らのボスりょう君

曲名通り友達のモニー(Mony Horse)の名前が入っています。

 

 

 

잊지마 (It G Ma)


チューインガムを噛みながら聞いてるブルーハーツ
やりたくないことやってる暇はねー
やりたくないことやってる暇はねー
って言ってたマーシー
田代
じゃない

“やりたくなねえ事 やってる暇はねえ” はTHE BLUE HEARTS『ブルースをけとばせ』の歌詞です。

その曲を歌っているのがマーシーこと真島 昌利です。

田代とは同じ愛称マーシーで呼ばれる田代まさしのことです。

 

死にやしない


今でも生きてるジョンレノン
今でも生きてるお前も俺も
本当に死んでるやつのことを忘れろ

尾崎豊トコナもまだ死なない
生きてるならいい
体より心の寿命は長い

『死にやしない』は魂にまつわる死生観を綴った曲です。

ジョンレノン、尾崎豊、TOKONA-Xの名が挙げられおり、彼らはまだ死んでいないと歌われています。

 

 

全部余裕

 

I don’t give a fuck about
what anybody sayin’ right now
Drakeの気持ちも分かるよ
ほんとくだらないな

I don’t give a fuck about what anybody sayin’ right now”

はDrake 『6 God』のリリックです。

「誰かが言ってることなんて気にならない」的なニュアンスで、KOHHのリリックにも共通する考え方です。

 

Living Legend


好きに生きていく 死ぬ時には死ぬ
EXILEみたく建てたい自社ビル

 

No Love

 

Sex me like a  R Kelly
もっとやることやるべき
Sex me like a R Kelly

 

Imma Do It

 

アメリカと日本 繋がるiPhone
ありがとスティーブジョブス
真っ赤なりんご
椎名じゃない方 従う本能
流れてる音 かなり大音量

椎名林檎の楽曲『本能』に掛けたネームドロップです。

 

いつでも

 

つのだ☆ひろじゃないけどメリージェーン
ぐるぐる周り 周りには回りに罠

 

 

Kurt Cobain

 

KOHHのリリックで最も名前が挙がっているミュージシャンがKurt Cobainです。

その生きざまやファッションまでKOHHに多大な影響を与えていると言えます。

その内容についてはこの記事にまとめています。

 

 

以下、Kurt Cobainのネームドロップをまとめました。

 

Now


 

Sid Vicious に Cobain
ヘロインとかコカイン
死ぬのはなし 生きるが勝ち

Kurt Cobain同様、若くして亡くなってしまったSid Viciousの名前も挙げられています。

 

Die Young


死んでもいいけど死にやしない
殺せるもんなら今殺せ
basquiat, jimmy hendrix, kurt cobain
殺せるもんなら二度殺せ

27クラブという27歳で亡くなったアーティスト、芸術家の名前が並んでいます。

 

Imma Do It

 

ニルヴァーナのシャツ着て
俺は生きるカートコベイン
カートコベイン

 

GTA feat. Yano


 

アサヒ飲んで
Sniff コケイン
カートコベイン カートコベイン

 

 

芸術家

 

Living Legend


めっちゃすごい人
パブロ・ピカソを見ろ
ゴッホジョアン・ミロ
芸術家の色

 

Business and Art


今も あきない
ピカソ ジョアンミロ
何も 無いのも 最高 まるで田中泯
クソな肩書
ラッパーじゃない
ラッパーなんかじゃない
俺は俺でいい

 

Trippy

 

芸術 爆発
Boom Boom Boom Boom
岡本太郎になった気分だった

 

マルセルデュシャン

 

KOHHのリリックで最も名前が挙がっている芸術家がマルセルデュシャンです。

その思想や作品はKOHHに多大な影響を与えていると言えます。

その内容についてはこの記事にまとめています。

 

 

以下、マルセルデュシャンのネームドロップをまとめました。

 

KOHH – Fuck Swag (REMIX) feat. ANARCHY, 般若

 

首にはマルセルデュシャンのモナリザ
自分らしいのがいいじゃんやっぱり
無理して格好つけるのダサい

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」の安物のポストカードに鉛筆で口髭と顎鬚を付け加えた作品「L.H.O.O.Q」

これは、伝統や傑作に対する若い世代の反抗を上手く表現したものだと評価されています。

リリックの通り、首にはマルセルデュシャンのモナリザ「L.H.O.O.Q」があります。

 

I Want a Billion feat. Taka

 

ルーブルからモナリザ買い取って
本物にボールぺンで書くヒゲ
マルセルデュシャンの泉にしょんべん
芸術と言えばなんでもオッケー

 

「泉」はごくごく普通に市販されていた男性用便器に「R. Mutt 1917」という偽名のアーティスト名と製作年度を入れたものです。

人々が無関心な日常に溢れる物をアート作品に昇華させることで、本来の便器としての機能は失われた代わりに、オブジェとして新しい機能を得ました。

 

KOHHの額には「泉」の署名「R. Mutt 1917」にちなんで「R. Mutt 1990」とあります。

額に泉の署名を彫ることで、自らがレディメイド(既製品)となっています。1990年はKOHHの生年月日です。

KOHHは「SUPER STAR」という曲の中で自身が商品であると歌っています。

悪いが俺はこのmusic seenの商品

 

働かずに食う


オレは生まれ変わった
マルセルデュシャン

 

Mind Trippin’

 

マルセルデュシャンの考え方
何にもないけど何でも分かる

 

 

芸能人

 

JUNJI TAKADA


適当な男 JUNJI TAKADA
他人は気にしない生き方
適当な男 JUNJI TAKADA
Fly boy 自由気まま
JUNJI TAKADA JUNJI TAKADA
JUNJI TAKADA JUNJI TAKADA
他人は気にしない生き方
適当な男 JUNJI TAKADA

『JUNJI TAKADA』は、そのとき浮かんだワードを適当に並べて作るというコンセプトで制作され、わず30分ほどで完成したそうです。

そんな曲が2013年最も話題になった曲といえるほど大ヒットし、高田純次のラジオ番組「高田純次の毎日がパラダイス」で紹介されました。

 

WE GOOD


I`m so free 適当な男 高田純次ばりbitchの胸元

 

24365

 

松井ゴジラ(ゴジラ)打った(キーン)
フリー清原(フリー)
打っちゃった フリー清原(清原)

フリー清原と”freaky”が掛かった言葉遊びのネームドロップです。

 

¥ume

 

好きな事して家を買うよ
まるで所ジョージ 世田谷ベース
遊んでるだけ

 

NEW DAYS MOVE -REMIX-


 

なんで人間だもの
俺はあいだみつお 笑っているだけ
ありがとう幸せだよ いつも
ガール
神様この先には何がある
今日やれることを明日やる
ってのはなしだな
うるせ~ いつ?今でしょ!

詩人相田みつをと講師林修のサンプリング、ネームドロップ。

 

Nikes feat. KOHH


たまには離れてみるのも必要 (必要,必要)
自由にする まるでパリスヒルトン (パリスヒルトン)

 

 

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