LITTLE『彼方』の韻考察記事です。
美しい子音踏みに定評のあるLITTLE、この曲も “Knock×2” と “泣くなく” の子音踏みから始まります。
その後も頭韻として “アスファルト” “集まる” と続いていきます。併せて脚韻でも踏んでいるという神業です。
HOOKは [ a ] の韻の連続からケツで固い韻。 “俺は” が離れた所で効いてくる韻になっています。
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
まわり 探してもいない
俺はオレでもいいかい?
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
越えられもしない 止められもしない
それは オレだけの未来像
そして2ヴァース冒頭の母音 [ a ] だけで構成された文章は圧巻です。
Knock×2ふいに胸をたたく
泣くなく 無くなった夢をさがす
アスファルトの涙は乾かない
集まる友だちは変わらない
いろいろ抱え いろいろ失くし
ひとりも楽には生きちゃいない
自分飲みこんだり 落ち込んだり
オリオン座に 頼み込んだり
どんなに暗い夜も見上げれば
お前に見られてた気がした
光が キラキラ輝いてた
その下でオレはただ泣いてた
Peace to my menオマエがいりゃ
もうきつくないぜ 止まれないさ
夜明けが今 急がせた未来は
色あせちゃいないさ
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
まわり 探してもいない
俺はオレでもいいかい?
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
越えられもしない 止められもしない
それは オレだけの未来像
ただただ ワガママ あらわな ハダカは
華やか さか はたまた 儚さか
あからさまな あさはかさが
若さならば やっぱ輝かなきゃ
Shinning (Shinning) キラリ☆(キラリ☆)
その行き先照らす光になり
Crying (Crying) フラリ(フラリ)
深い 闇の中でも二人 繋ぎ合う
手と手 点と点 線と線 幾千もの 物語
ペンも剣もいらない言葉たち
レントゲンにゃ写らない
心の中にいるさ どんな時でも
夜に迷い込んだとしても
百万年も二百万年も
いなくなんね~よ オレのここから
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
まわり 探してもいない
俺はオレでもいいかい?
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
越えられもしない 止められもしない
それは オレだけの未来像
Go and on, Go and on
何万光年の時を 距離をなんなく越えろ
俺の 声を のせ届けろ 光の放つもとへと
星の数のひとかけらから
出会うのは大事な人だけだから
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
彼方へと あなたへと ラララ
放った俺のmelody line
返事待つさ寝ずに毎晩
これからもうevery night
彼方へと あなたへと ラララ
放った俺のmelody line
答えが 途絶えてるみたい
tell me tell me why
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
まわり 探してもいない
俺はオレでもいいかい?
彼方から あなたから ラララララ
放たれたmelody line
越えられもしない 止められもしない
それは オレだけの未来像
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