R-指定、マボロシの『ナーヴァス』を紹介|制作の苦悩と共感を語る

Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」において、Creepy Nutsのお二人がマボロシ『ナーヴァス』を紹介しました。

 

今の2人にバッチリのシチュエーション

 

DJ松永:Rさんの日本語ラップ紹介まいりましょう。

R-指定:さっき松永さんも家で仕事するって言ってたやんか。

私なんかもラッパーですから、歌詞を書くのもほぼ家で。

この家でラッパーが歌詞を書く時、曲を作る。

まぁトラックメイキングもそうやけど、作業をする時のこのナーヴァスになっている状況をHIPHOPの曲で聴いてほしいなと思って。

DJ松永:そんなばっちりシチュエーションの曲あります?

R-指定:あります!!!

RHYMESTERのMummy-Dさんがギタリストの竹内朋康さんと2人でやっているマボロシというグループ。

DJ松永:くぅー!

R-指定:このマボロシの2ndアルバム『ラブシック』に入っている曲でずばり『ナーヴァス』という曲があります。

これはDさんがサンプリングしてトラックを作ったり、歌詞を書く。

それを家でやっている

「ああ、思い浮かべへんな。でも、思い浮かびそう。ちょっと今日はやめておこうかな?酒でも飲んで降りてくるのを待とうかな?よっしゃ、出てきた行くぞ!」

っていうような、このマジで歌詞書いているやつ、トラック作ってる奴、煮詰まっている奴全員が「うわっ、この感情あるわ!」ってわかる曲なんで。

まずは一旦、聴いてもらってから歌詞の説明にしましょうかね。

DJ松永:はい。

R-指定:じゃあ、まずは聞いてもらいましょうか。マボロシで『ナーヴァス』

 

 

 

『ナーヴァス』と『サイレント・ナイト』

 

R-指定:この気持ち痛いほどわかるんですけども。

Dさんの曲作り、忙しいけどちょっと彼女かな?奥さんとかに家で苛立たれていると。

だから今、まさにこの状況みたいな人たち、たぶん多いと思います。

DJ松永:多いだろうな!

R-指定:家庭で仕事をしてお互いがナーヴァスになるっていう。

でもそれを乗り越えてこの仕事が一山越えそうな時の

今宵は絶好調 I got a baby 掲げる血統書

とかここらへんとかもね、このカタルシスとかはマジで曲を作っていたら、いまだにこの曲のここを思い出しますね。

で、これがさらに進化してライムスターの『Bitter, Sweet & Beautiful』では『サイレント・ナイト』っていう曲でまたこの夜中に家で作詞する状況をDさんとウタさんが歌っているんですけども。

 

 

その変化とかもぜひ、聴いていただきたいなと思うんですけども。

R-指定:まぁこんな状況で俺も松永さんもナーヴァスになりながら仕事をしているということでした。

DJ松永:分かるわぁ。

R-指定:マボロシで『ナーヴァス』でした。

 

ラブシック」収録    

 

Bitter, Sweet & Beautiful」収録    

 

 

 

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