R-指定とDJ松永、HIPHOPを語る

2018年4月3日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にてHIPHOPについて語る。

 

DJ松永:ラジオネーム玉無しチョキチョキ。

質問です芸人さんだったらネタにアドバイスしてくるファンがウザイというあるあるがありますが、ヒップホップのウザいファンはどんな人ですか。

R-指定:なんやろうな、ヒップホップ的に正解か不正解かみたいなこと言ってくる人はちょっとだるいかな。

DJ松永:だるいね!しかも「ヒップホップじゃねえよ」って言ってくる奴ってヒップホップのファッション的な上澄みの部分で評価してジャッジ下してくるから浅せーなと思いますね。

R-指定:しかも「HIPHOPじゃない」「HIPHOPだ」みたいなところって、結構時代とともにわりと変わってて。

今では当たり前のようにアメリカのラッパーも日本のラッパーもサビで歌うとかメロディー付いたラップするんですけど。

これちょっと前までやったら日本ではもう御法度やったんですよね。

ラッパーがちょっとサビでメロディー付けようものなら「はい売れにいったー」「セルアウト」と言われたんですけど。

いつのまにアメリカのラッパーがそれを当たり前にやるようになったら、日本人のラッパーも全員しれっと当たり前になって。

インタビューとかで「そういう時代ありましたよねー」とか言うぐらい変わっていくんで。

「HIPHOPじゃない」「HIPHOPだ」みたいな言い合いはねぇ。

DJ松永:そもそも、ヒップホップってまずその歴史がそんなに長い音楽じゃないし、いろんなジャンル、ソウル、ファンク、ジャズ、もう本当に何でもいいんだけど、別のジャンルから音楽を持ってきて、それをサンプリングして新しい曲を作る。

元があって、オリジナルを作るっていう文化だから。

だから何がヒップホップかって凄い難しいと思うんだよね。

R-指定:そうですよね。

DJ松永:別の何かのジャンルによった音楽を発表したからって、それヒップホップじゃないって凄くファッション的な価値観でジャッジ下してるなって超思う。

その根本の部分を無視する「ヒップホップじゃない」って言ってるわけじゃん。

R-指定:本来1番自由な文化なので。

DJ松永:1番自由である、自分のオリジナルなのが正義だと思うんだよね。

だからオリジナルであれば、本当に自由な音楽だと思ってるから。

すぐ分かったかなように「はいHIPHOPじゃない」って言ってくる奴は、なめんなよと思う。

R-指定:それを言ってくる奴は、じゃお前のヒップホップ見せてみんかいって感じよね。

 

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