「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」において、Creepy Nutsのお二人がふぁんく『円』を紹介しました。
以下、R-指定 → R DJ松永 → 松
ふぁんくの右に出る者はいない
松：Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 唯一の良心。Rさんの曲紹介のコーナーです。
R：今日はですね大阪の先輩のラッパーを紹介したいと思います。
梅田サイファーっていうのね僕もよく口にしてますけど、俺がラップを磨いた場所。
松：まあホームですよね。
R：そう、ホーム。毎週土曜に集まって輪っかになって、みんなでラップする梅田サイファーなんですけど。
そこの先輩で ふぁんくっていう人がおるんですね。
僕の2コ上で高槻に住んでるんですけど。そこをレペゼンしててサイファーは梅田に来てると。
この人がね なにを隠そうラップがすこぶる上手いんですわ。
松：そうだね。ふぁんくさんと言えば みたいな所あるよね。
R：ただただラップが上手し、歌詞の内容もおもいしろいし、リズム感もすごいし。
だからね、毎回梅田サイファーで大阪帰った時にラップして、ふぁんくさんのフリースタイル聞くと、まぁ鼻っ柱へし折られるよな。
松：地元にそういう人が居るのいいね。
R：そうなんすよ。毎回背筋が伸びるというか。
で、その ふぁんく さんが梅田サイファーについて歌った曲があって、それを聞いてもらいたいですけど。
バトルとかの ふぁんくさんを見ていただくと、すげー相手をおちょくり倒して倒すんすよね。
おちょくり方も面白いし、キレキレで韻も固い、フローも面白い、内容も面白い。ポテンシャル的にも全部揃ってる人なんですよね。
たぶん、ラップさせたらこの人の右に出る者おらんのじゃないか？みたいな凄さなんすよ。
で、曲では一転そこまでスキルを見せびらかすことなく、すごい人間としての気持ちが見えてくるようないい曲を書いていて。
んで今日紹介したいのは、ふぁんくさんが梅田サイファーのことを歌った『円』っていう曲なんですけど。
これは人と人の縁でもあるし、サイファーの輪っかの円でもある。ただ、お金の円ではないと。
おれらはお金の縁で繋がったんじゃなくて、このサイファーの輪っかの円と人と人との縁で繋がってるみたいな。
遠く離れたサイファーに来てた仲間のことも歌ってて。
これを聞くと地元を思い出すっていう曲を聞いてほしいんけど。
松：タイトルの由来聞いただけで、グッときちゃう。
R：やろー。
聞いてください。ふぁんく で『円』
＜書き起こしおわり＞
フラッシュバック
あれはそう約七年前
ブルーなケツしたドリーマー
照らすムーンライト
人波の中
奇妙な輪っか囲んで分かったフリで
フリースタイル 即興でラップ
歩道橋で輪作って
抜群に暑苦しいが分かんねえ
what’s good
無我夢中 青臭
フレッシュな空気を深く吸う
マイクチェックワンツー
常に学習 切磋琢磨
ピカピカに磨くシューズ
目の前のお前のスマイルが栄養ドリンク
それが俺の成長とリンク
春も夏も秋も冬も休まずビート上で
バウンスバウンス 蹴っ飛ばすバース
懲りもせずに本当よくやったもんだ
日の目浴びぬ僕らの音楽
思い出せば下らない事ばかり
駆け抜けたyouthful days
昨日に未練を残さないように
馬鹿し合って 笑かし合って
夢に現実が絡まり合って大人になって
そんなありふれたストーリー
静かな月夜に紡ぐ物語
徐々に迫り来る終電まで
その光を見落とさないように
目凝らして 耳を澄まして
行き場のない孤独を吐き出して
心揺らして そうあの頃のように
時を忘れて気付けば最終電車
あと少しだけ
なんて言って何度見過ごしたっけ
シャッターが閉まり静まり返る夜の帳
それはつまり始まりの合図
さあ続けよう またbeats&rhyme
終わらないフリースタイル
どうしたって別れは訪れる
愛すべき場所を離れ遠くへ
徐々に減る気の知れたフレンズ
「いつか戻るよ」 お決まりのフレーズ
大阪 横浜 高知 東京
例えあんたがどこに居ようと
懲りもせず梅田で待ちぼうけ
またいつか朝までサイファーしようぜ
思い出せば下らない事ばかり
駆け抜けたyouthful days
昨日に未練を残さないように
馬鹿し合って 笑かし合って
夢に現実が絡まり合って大人になって
そんなありふれたストーリー
静かな月夜に紡ぐ物語
徐々に迫り来る終電まで
その光を見落とさないように
目凝らして 耳を澄まして
行き場のない孤独を吐き出して
心揺らして そうあの頃のように
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その他の紹介は まとめ記事よりご覧になれます
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0は毎週火曜日の深夜3:00より生放送
