「WREP 第三研究室」において、ZEEBRAさん、MUMMY-DさんがBUDDHA BRAND『DON’T TEST DA MASTER』について語りました。
Zeebra:Dの曲紹介からいきたいと思うんですけど。
Mummy-D:BUDDHA BRANDといえば『人間発電所』『Funky Methodist』とかあのへんの曲が有名だと思うんだけど。
Mummy-D:俺がぶっ飛ばされたのが『DON’T TEST DA MASTER』という曲で。
Zeebra:うんうんうん。
Mummy-D:最初の盛り上がりがあった後に「まだこれ出してくるか!」っていう驚きもあったし。
コンちゃんがエンジニアのD.O.I君という片腕を見つけて。
2人で作業することによって起こるケミストリーみたいなのも感じたし。
トラックもめっちゃくちゃかっこいいんすよー。
Zeebra:めちゃくちゃかっこいいね!
コンちゃんのやり口もレベルアップした感があったんだよなー。
ビートのつく方的にもなんとなく。
レイヤーの重ねとか、まあ、それはD.O.I君なのかもしれないね。
Mummy-D:分業作業がもたらした事なんだろうね。
あとね、これクリちゃん(CQ)から聞いた話で最高なんだけど。
DON’T TEST DA MASTERのレコーディングの時にね、コンちゃんがHookをやって見せたんだってよ。
Zeebra:はいはいはい。
Mummy-D:そしたらデミさんが「ドドドンドンってださくねー?」って言ったんだって。
Zeebra:はははははははは(笑)
Mummy-D:そしたらコンちゃんめちゃくちゃ怒っちゃって、「だったらデミおめえが作ってみろよ!」って言ったら、デミさんブースの中に入って1時間ぐらい悩んだ後に、じゃあやりますって言って録音始めたら、、
「ドドンドン DON’T TEST DA MASTER!!」
Zeebra:はははは(笑)
オチがしっかりしてるなー。
Mummy-D:このレベルの話、あの人達死ぬほどあるから。
Zeebra:すごいよねー。
Mummy-D:とりあえずその曲を聴いてもらおうかな。
Zeebra:お願いします。
Mummy-D:間違いなくクラシックですね、BUDDHA BRANDで『DON’T TEST DA MASTER』
Zeebra:こういう感じのHook当時なかったから新鮮だったよね。
Mummy-D:そうね!
Zeebra:Varseっぽいというか。
当時は4小節のやつ2回繰り返すとかのものが多かったし。
こいうい感覚的なHookあんまなかったから。
Mummy-D:ね、こういうの段々出来なくなっていっちゃうんだよね、かっこいいよねやっぱ。
Zeebra:かっこいいです。
Mummy-D:俺にとってはBUDDHA BRANDでありDEV LARGEはやっぱ黒船だったよ。
Zeebra:あー、本当そう。
本人達がそういう風に言ってたけどまさに。
Mummy-D:タイトル言ってるだけじゃなくて存在が黒船だったよね。
Zeebra:開港しろぉー!!!みたいな迫ってくる感じだったよね。
Mummy-D:開港してくださいよぉ〜♡
Zeebra:それね(笑)
Mummy-D:知ってる?
Zeebra:知ってる知ってる(笑)
『病める無限のブッダの世界』
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