ZEEBRA,MUMMY-D&AKLO『サーフィン (Remix)  feat. JAY’ED & Mummy-D』と3連符の変化について語る

WREP 第三研究室」において、ZEEBRAさん、MUMMY-Dさん、AKLOさんが『サーフィン (Remix)  feat. JAY’ED & Mummy-D』と3連の変化について語りました。

以下、ZEEBRA → Z  MUMMY-D → M  AKLO → A

 

3連符の変化

 

Z:お二人で一緒にやられてる曲が。

M:そうなんだよ。その話ちょっとしていい?

Z:はい。

M:AKLO君はUSのラップのテクニックをどうやって日本語に落としていくかみたいなの、ジブさんもそうなんだけど、「研究」って意味では本当にAKLO凄いなあって思ってて。

Z:うん。

M:それはAKLOの1stアルバムの時から凄いなあって思ってたんだけど。

Z:あれも面白かったよね、ビートジャックをいっぱいやったやつあったじゃない?

A:『2.0』mixtapeですね。

Z:そうそうそう。あれとかも凄かったね。

M:だからね、AKLOに俺は色々教えて欲しいんだよね。

Z:ふんふんふん。

M:いつも(笑)

で、AKLOの前の前ぐらいのアルバムで『サーフィン』って曲があって、どっかの店限定で参加させてもらって。(タワレコ限定)

トラップとか出てきてしばらくたってたのかね?

3連で踏んでくみたいな、Migosとかも出てたのかな?あの頃は。

A:出てたと思います、会話の中で3連ってことに対してDさんが言ってたのを覚えてるんで。

もうすでにそれは意識してましたよね。

Z:ふんふんふん。

M:初めて参加してビート聞いて俺ビックリして「これやべぇじゃん」っつて。

それで先にAKLOのバースが3連符で入ってたから、それを真似して。

そんで俺も3連符をやってみたら「こうやればいいんだー!」みたいな(笑)

Z:はははは(笑)

M:レアなやつだからちょっと聞いてみようか。

Z:AKLOで『サーフィン (Remix)  feat. JAY’ED & Mummy-D』

 


 

Z:3連の話ね、3連っていうビートのとりかた自体は、それこそ昔も我々も早口みたいなのでやってたんですよ。

M:ちょっとラガっぽいやつね、テンポ早くて3つで割ってくやつ。

でも今は、これAKLOに教えてもらったんだけど、もっとテンポが下がってて。

Z:3こじゃなくて、2こで上げ下げするんだよね。

3が2こじゃなくて、2が3こなんですねー。

M:こぉれ伝わるかなぁー(笑)

そんで五反田のスタジオでさ。

A:やりましたね。

M:すごい狭い部屋でBLさん(BACHLOGIC)とAKLOも横に居て、ボーカルブースに3人居て録るみたいな(笑)

超恥ずかしいぃ〜みたいな(笑)

A:当時、うちらのプロダクションが超ちっちゃい所でやってたんで。

ほんと小さかったっすよね。

M:そう。

A:Recしてる間俺は静かにするみたいな。

M、Z:はははは(笑)

Z:物音立てちゃいけないみたいなね。

M:初めての試みをさせられるし、しかもエンジニアリングをしているのはBLさんだよ、あの厳しい。

A:はははは(笑)

M:サビがダサいとボツにするっていう(笑)

いやあ、これがあったから最近も『マクガフィン』とかでも3連が出来るようになったんだけど。

 

ZEEBRA&MUMMY-D、岡村靖幸さらにライムスターの『マクガフィン』について語る

 

A:まぁでも3連自体は昔から本当にあって、1987年『Bring The Noise』とかでも既にやられてるんですよね。

 

Public Enemy – Bring The Noise


 

 

A:だからDさんもこの曲の時「3連さ昔得意だったんだよね」って言ってたんで、そういう感じがあると。

今の子達が何かの革命が起こったかのように言うけどそれはなくて、1個のリバイバルというか。

M:リバイバルか、あれだよね『Bring The Noise』のChuck DがFunky Drummerになるとこだよね。

A:そうです。

Z:あそこの3連はまた別の3連じゃね?

A:また違うんですよね。

M:2拍3連というか。

Z:あれは16beatなんだけど、それを3で割ってる。

A:そうですね、逆に今のに近いっていう。

M:テンポ的にね。

Z:そうそうそう。

さっきまで言ってた3連はそのまた倍ですね。

M:もっと早い。

A:それはずっと詰まってたじゃないですか、永遠続くみたいな、ずっとついていかないといけない3連。

Z:うんうんうん。

A:ついついそうなりがちなんだけど、途中から「Yah」とか「ay」でちょっと休憩置くとか。

M:そうなんだよ、それがAKLOは上手いんだよ!

途中で辞めやがるんだよその3連を。

でスカッと空けて、また変なとこからね。

A:そうなんですよ。

M:1拍目の裏から入ってきたりするんですよね。

A:それが一番キーかなと思います。

鳴ってない所、言ってない所の刻みの具合すね。

M:なるほどー。

Z:俺らの始め言ってた3連ってこれだよね。

 

Fu-Schnickens – Ring the Alarm


 

M:Fu-Schnickensだね、時間ないんだよ(笑)

Z:はい、すみません(笑)

 

<書き起こしおわり>

 

 

関連記事

 

「第三研究室」書き起こし記事まとめ R-指定の日本語ラップ紹介 | まとめ

 

第4・5回(ゲスト:AKLO)

 

ZEEBRA,MUMMY-D&AKLO 音節へのこだわりと今後の展望を語る ZEEBRA&MUMMY-D、AKLO『Maze』を研究・解析|隙間の美学について語る(ゲストAKLO) ZEEBRA&MUMMY-D、AKLO『Too Fast』を研究・解析|音的に格好いい選択が出来る制作方法を語る(ゲストAKLO) ZEEBRA,MUMMY-D、Lizzo『Good As Hell』におけるスーパーアーティストの力技を語る ZEEBRA,MUMMY-D&AKLO『サーフィン (Remix)  feat. JAY’ED & Mummy-D』と3連符の変化について語る ZEEBRA&MUMMY-D、ニューヨーク勢の復権、ビートアプローチについて語る(ゲスト:AKLO) ZEEBRA&MUMMY-D、AKLO『Cash Out』を研究・解析|流行の言葉と最先端Flowについて語る(ゲスト:AKLO) ZEEBRA&MUMMY-D、JP THE WAVYの『GOOD PEOPLE GOOD COFFEE (Remix) feat. AKLO, MonyHorse, LEX』を語る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。