フリースタイルダンジョンの名勝負として「呂布カルマ VS R-指定」がとても有名です。
衝撃的な幕切れとなったあの試合です。
このバトルで呂布カルマがこのようなラインを吐きます。
さっき出て来た時の曲も しょうもない4つ打ち
さっき出てきた時の曲とは、R-指定の登場曲「助演男優賞」のことです。
では「4つ打ち」とは?
この記事では「4つ打ち」について解説します。
助演男優賞 / Creepy Nuts
「4つ打ち」とは?
ドラムのリズムパターンのことで、1小節に4分音符のキックを4回鳴らすことです。
「助演男優賞」で一定リズムで「ドン」というドラムの低い音が鳴ってるのが分かりますか?
4つ打ちは、ハウスやテクノでの定番パターンで、いわゆる「踊れる曲」で使われます。
そのため、呂布カルマのDisはこう続きます。
とっくにHIP HOP捨てちまったのかよ R-指定
▼参考動画:一定リズムでキックが叩かれているのが分かります。
HIPHOP的なドラムパターンとは?
ダンスミュージックの「4つ打ち」が安定的なリズムに対してHIPHOPは不安定的なリズムが特徴です。
キックの音が何もない、言わば「休符」の部分があり、このような休符の間でグルーブ感を出します。
これを「スウィング」と言ったりします。
▼参考動画:キックが叩かれない間があるのが分かります。
まとめ
もちろんドラムのリズムパターンでジャンルが分けられるものではありません。
呂布カルマは個人的に「4つ打ち」に対しての思うことがありそうです。
四つ打ちよりブレイクビーツの方が絶対カッコいいと思うんだけどなー。
— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) 2017年10月29日
上ネタ次第って感じかなとも思うっすけど、単純にビートとして退屈だなーって。ポップスっぽいラップて大体四つ打ちだし。
— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) 2017年10月29日
カッコいいのがあるのは勿論承知っすけどね。安易な四つ打ちってゆーか、思春期に患った小室サウンドアレルギーが後を引いてる感じかな…
— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) 2017年10月29日
おまけ
この教材での音源「定番4つ打ち」を聴いて何か思い浮かべませんか?
KICK THE CAN CREWの「GOOD TIME !」のイントロがこの定番4つ打ちなんです。
是非聴いてみて下さい。
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