脳梗塞での闘病生活を自伝にした本です。
私はダースレイダーの生き様と様々な情報がごっちゃ詰めなこの本が好きです。
ただの自伝とは違い、出来事と心情をつらつらと記したものではなく
「入院中聞いていた音楽の解説」
「実際の日記の写真」
「漫画で描かれたエピソード」
「音源に昇華した歌詞」
「カレーコラム(これは謎)」
などコンテンツが盛りだくさんあり、飽きることなく一気読みしました。
洋楽、邦楽、年代、ジャンル問わず様々な作品の紹介されていてとても興味深いです。
もちろん文章も面白くラストの鮮やかな締めくくり方は、さすがラッパーだなぁと思いました。
更にこの本の面白い点は、本で語られている様子が音源化されていることです。
私はその音源と本をいったり来たりしていました。
▼余命5年の診断を受けての楽曲
この本を読むことで、より深く音源を解釈することが出来ますし、死ぬ思いをした経験から出る言葉は重みが違います。
この本おもしろい!!