名ブログ「ファンからの手紙」は、Mummy-Dが熱心なファンからの手紙に書かれた8つの質問に答えたものです。
Mummy-D本人も認める質問の上手さで、ファンなら気になるアーティストの心情・思想が熱く、面白おかしく答えられています。
特に奥深いのは日本におけるHIPHOPでの「ヒット曲」について、スチャとEAST ENDから始まり、2000年代初頭のKICK、RIP、最新のKOHHやPUNPEEについて言及されており、SNSの普及をどう考えてるのか。
常に最前線でKUFUを凝らすアーティストの思考は深いっす。
<以下、ブログから抜粋とリンク>
Q2. 同じく『マニフェスト』からDさんが総合プロデューサーという立ち位置になり、宇多丸さんのリリックに注文をつけることもあったそうですが、ラッパーは「自分の言葉で語る」がこだわりだったり矜持だったりと思うのですが、Dさん宇多さんとも、これに関してやりにくさはなかったですか。
A2. これはねえ、あったと思いますよ(笑)宇多さんに聞いてみないとわかんないけどね。若い頃だったら完全に決裂してたと思います!でも「自分の言葉」を変えろ、曲げろみたいなオファーでなくて、「その話、初聴だとちょっと説明不足だから冒頭でこのワード入れて」とか、そういう建設的なやつだったんで、宇多さんもオレを信頼してくれてジャッジ、舵取り任せてくれたのだと思う。まあ、「オトナになった」ってことすかねー?
Q3. RHYMESTERは「細く長く」「致命的ヒット曲を出さないよう」と言っていますが、世間に届くヒット曲を出したい、オリコン1位になりたい、紅白に出たいという気持ちはありませんか。
A3. あるよ!(涙)負け惜しみに決まってるじゃねえか!
Q4. テレビの音楽番組にあまり出ないのは、あえてなのかオファーがないだけなのか。出るつもりはあるのでしょうか。
A4. あるよ!大ありだよ!(号泣)出たいよテレビ!聞くなよ!
関連記事