ヒプノシスマイクを入り口にHIHOPアーティストへ興味を持った方のために、歌詞・楽曲提供をしているアーティストのおすすめ曲をまとめました。
ALI-KICK
・G anthem of Y-CITY(作曲・編曲:ALI-KICK)
・What’s My Name?(作曲・編曲:ALI-KICK)
・シノギ(Dead Pools)(作詞・作曲・編曲:ALI-KICK)
プロデューサー、トラックメイカー、ラッパーとしても超一流のALI-KICK
ソウル・ファンク・ジャズなどの多様なブラックミュージックの要素を取りいれ、ラッパーならではの、ラップが映える細かい効果音や変化を織り交ぜたトラック作りに定評があります。
おすすめはしたい曲はALI-KICKがラップ、トラック、総合プロデュースを担当するグループ「ROMANCREW」の楽曲です。
現在活動はしていませんが、間違いなく日本一ファンキーなヒップホップユニットです。
ROMANCREW / 御冗談
「ロマンのテーマ」収録 Link
Romancrew / Crossroad
サイプレス上野とロベルト吉野
・G anthem of Y-CITY(作詞:サイプレス上野)
マイクロフォン担当:サイプレス上野、ターンテーブル担当:ロベルト吉野。通称『サ上とロ吉』
王道ヒップホップのスタイルを系譜しつつ、キャッチーな音とボンクラ感のあるリリックで、斜め上をいくトピックの曲を作ります。
ライブパフォーマンスに定評があり、『HIPHOP体操』や『ぶっかます』など、会場が一体となる楽曲が多数あります。(ロベルト吉野の霧吹きも見所)
また、地元の横浜を象徴する楽曲『ヨコハマジョーカー』『PRINCE OF YOKOHAMA』『WONDER WHEEL』『ヨコハマシカ』 など多数発表しています。
サイプレス上野とロベルト吉野 / ヨコハマシカ feat. OZROSAURUS
サイプレス上野とロベルト吉野 / ぶっかます
GADORO
・迷宮壁(作詞:GADORO)
反骨精神を剥き出しにした楽曲や、身近な人への感謝を綴った楽曲が多く、心に刺さる情緒的な歌詞を書きます。
祖母へ捧げた曲は『かたつむり』から『最期の詩』へ2曲にわたって綴られています。
家族への感謝を綴った曲は2000年前後にやり尽くされた感がありますが、GADOROの楽曲はより情緒的かつ韻が固くアップグレードされた形になっています。
GADORO / チャレンジャー feat.J-REXXX
GADORO / 最期の詩
「SUIGARA」収録 Link
ラッパ我リヤ
・Shinjuku Style 〜笑わすな〜(歌詞:Mr.Q、山田マン)
ラッパーのMr.Q、山田マンとDJの DJ TOSHIからなるグループです。
とにかく韻が超固い2MCで、山田マンは短い韻を連続で畳みかけて気持ちいいグルーヴを作るのが上手いラッパーです。
Mr.Qは力強い太い声でフロウが多彩で、韻を気持ちよく聞かせるのが上手いラッパーです。
フロウが巧みなMr.Qは、声優陣のラップに対して「間のとり方ひとつにしても表現力がある」とインタビューで絶賛しています。
ラッパ我リヤ / Do The GARIYA Thing
Mr.Qのパンチライン
ヒップホップ好き大量発生 日本中そうなりゃ最高だぜ!
「Do the GARIYA thing/機関銃ライム」収録
Dragon Ash / Deep Impact feat.ラッパ我リヤ
サビのパンチライン
いよいよ壁は無くなるぞ
その後、なんやかんやヒップホップと他ジャンルの溝は深まったのですが、ヒプマイが壁をなくす存在になればいいですね。
Creepy Nuts
・あゝオオサカdreamin’night (作詞:R-指定 作曲・編曲:DJ松永)
ラッパーのR-指定とDJのDJ松永からなるグループです。
R-指定の歌詞はとにかく緻密で、韻、サンプリング、ダブルミーニング等、聞くたびに新しい発見があるような歌詞を書きます。
そして単純にトピック選びや話の落ちが面白いです。
そんなラップとDJ松永が作り出すクセのある印象的なトラックが融合し、中毒性の高い楽曲となっています。
Creepy Nuts / 生業
Creepy Nuts / 助演男優賞
ポチョムキン from 餓鬼レンジャー
・おはようイケブクロ(作詞:ポチョムキン)
ポチョムキンのスタイルはリズムに対して後ろノリで気持ちいいフロウ、韻が超固いのが特徴です。
そしてバカバカしくて笑える歌詞、ドスケベな歌詞を書くというのを一貫しています。
ポチョムキンが所属する餓鬼レンジャーのもう一人のラッパーYOSHIはリズムに対してタイトに合わせるフロウ、韻が超固いのが特徴です。
そして超エロい、自称「元祖エロ神様」です。(現在エロ神の称号はt-Aceに譲ったらしい)
2MCのフロウがいい対比になっていること、おもしろい歌詞、ドエロ、これが餓鬼レンジャーの魅力です。
結成25年目を迎える2019年4月に発売したフルアルバム『ティンカーベル ~ネバーランドの妖精たち~』を発表し、そのスタイルは衰えるどころか加速しておりファンを安心させました。
※餓鬼レンジャーは、ラッパーのポチョムキン、YOSHIとDJ兼トラックメイカーのGP、DJオショウ、ダンサーのタコ神様からなるグループ。
ポチョムキンはソロ名義でもアルバム『赤マスク』を出しており、こちらも名盤と評されるおもしろいアルバムです。
餓鬼レンジャー/ ちょっとだけバカ with Creepy Nuts
この曲でYOSHIが母音「 a 」だけで韻を畳み掛ける部分は超絶です。
シャバダバ 酒場じゃ 朝から生
鼻高々 なかなか 頭が空
ハマジ、花輪、永沢、山田なキャラ
個性的な奴等が仲間だから
ポチョムキン / T.I.P. feat. Punpee from PSG