「家族」がテーマとなっている日本語ラップの名曲まとめです。
ZORN / Letter
ZORNが2人の娘に向けて書いた手紙を曲にしたものです。
血の繋がっていない娘に対しての葛藤や喜び,家族という形について考えさせられる曲です。
そして曲のラストを締めくくるラインが感動的です。
よそと違う家族になった日
お前らが生まれた日は知らない
でも過ごした時間は血よりも濃い
▼Creepy Nutsが語るZORN『Letter』
般若 / 家訓
般若が唯一、1人のためだけに書いた曲『家訓』
息子のたむに人生において大切なことを家訓として伝授しています。
3つの家訓はとてもシンプルです。
・挨拶をすること
・親より先に死なないこと
・母ちゃんを大事にすること
そして、ラストのサビでは息子が家族を持った時の家訓まで書かれています。
・自分の家族をちゃんと守れ
・あとはたまには俺と遊べ
いいことを言った後の冗談交じりの照れ隠しみたいなラインが般若らしくて最高の曲です。
そして親として偉そうに教えるのではなく、息子を一人の人間としてリスペクトして伝えている言葉なのでとても刺さります。
最初に言うけどお前スゲーな
この世に生まれてほんとスゲーな
CHOUJI / 奮闘中
家族のために奮闘する状況を歌ってる曲です.
ラッパーとしての苦悩があるが、前向きに奮闘する歌詞に勇気をもらえます。
考える今まで考えてなかった事
考える、考えたく無い事それは大人になってる証拠
そろそろしっかりするホント
ランドセルに喜ぶ息子
年末産まれるのも男
「chill in the struggle」収録 Link
KM / 夜のパパ (feat. 田我流)
ラッパーやDJというエンターテイメント業で家族を支えるパパをこども目線で描いた暖かい曲です。
こども独特の純粋さやユーモアが詰まったリリックが素晴らしいです。
朝は起きないパパ たまにこねるダダ
帰ると酒臭い 起きたらまるでトド
僕が寝てる間 眠らず光っている
普通とは少し違う それで暮らしている
それが僕のファミリー
そして、このKMのドキュメンタリーでは家族に対する想いなどが語られており、観ればより曲が感動的なものになります。
KM Documentary「夜のパパ」
DJ MITSU THE BEATS / もしも息子が出来たなら… feat. KOHEI JAPAN
幼児虐待撲滅をコンセプトにしたコンピレーションアルバム『Change The Game』に収録するため、1週間で作り上げた曲らしいです。
当時、KOHEI JAPANは独身でしたが「子どもが生まれた時の気持ちを忘れずにいれば虐待は起こらない」と考えこのリリックを書いたそうです。
そしてこの曲を書き上げた一月後、実際に奥さんが子どもを授かるという運命的な曲らしいです。
▼Creepy Nutsが語る『もしも息子が出来たなら…』
SEEDA / 花と雨
亡き姉のことを綴った名曲です。
長くつぼんだ彼岸花が咲き
空が代わりに涙流した日
2002年9月3日
俺にとってはまだ昨日のようだ
彼岸花が咲くのは9月で秋の季語。
花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」らしいです。
MEGA-G / I love you son (feat. PRIMAL & 秋田犬どぶ六)
PRIMALが保育士になり、MEGA-G・秋田犬どぶ六と息子について曲を作るなんて感慨深いですね。
冒頭の「ブブお仕事ブンブッテ!!」というセリフがめっちゃ可愛いです。
「Re:BOOT」収録 Link
サイプレス上野とロベルト吉野 / Dear MaMa
普段は母ちゃんクソババア
でもこの曲だけでは Dear MaMa
サ上のユーモア交じりのリリックが心温まる曲です。
サ上の母といえば、これまでジャケットになっている絵を書いてる人物で、その作品を象徴する印象的な絵を書いています。
絵の上達っぷりも楽しめます。
OZROSAURUS / My Dear Son
OZROSAURUSが息子へ送る曲です。
MACCHOの優しいパパの一面が垣間見えてグッときます。
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