日本語ラップと縁が深い漫画『ザ・ファブル』

『ザ・ファブル』は、南勝久が「週刊ヤングマガジン」にて連載し、累計発行部数2,200万部を突破した最強の天才殺し屋を描いた漫画です。

2019年と2021年には岡田准一主演で実写映画化も果たし、2024年春にはアニメ化が決定しています。

主人公の佐藤アキラは依頼された標的を完璧に仕留め、正体に繋がる痕跡は残さないため、裏社会でもかろうじて「ファブル」というあだ名のみ知られる凄腕の殺し屋です。

その人物像と自身を重ねて般若は『百千万 (Remix) 』にて、こんなリリックを書いています。

俺はひっそりやる アキラサトウ “ファブル”
自称ラップマニア 耳と心 痛ぶる

AKLO+NORIKIYO / 百千万(Remix) feat. 般若 & ZORN 


佐藤洋子は佐藤アキラの相棒で大の酒豪です。

暇潰しで自分を口説きにきた男を酔い潰し、その言動を楽しむという遊びを始めます。

chelmico『BANANA』では洋子のテキーラバトルでの擬音「グビ・コン・チュ♪」をリリックに取り入れています。

テキーラグビンコンチュ
まるでファブル もう気づいてる
どっちが先にノックアウトするのか

chelmico『BANANA』


139話「聖なるグビ・コン・チュ♪」より

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、C.O.S.A. 『PAID IN FULL』から映画が始まり、仕事人としてのリリックが映画の雰囲気を作っています。

活躍するか 暗躍するか
実行しない男に道は無い (hell no) 

C.O.S.A. 『PAID IN FULL』


 

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