最近”氣づいた”引用・サンプリング集2

PUNPEE – P.U.N.P. (Communication)

PUNPEE『P.U.N.P. (Communication)』は、ジャズの名曲Quincy Jones『Tell Me A Bedtime Story』をサンプリングしていると思います。

この曲のプロデュースはドイツのプロデューサーのRascalです。

最新のRed Bull RASENのビートもRascalです。

Quincy Jones -Tell Me A Bedtime Story

PUNPEE – P.U.N.P. (Communication) 

TOKYO世界 – 子供の頃 feat. FARMHOUSE

『子供の頃』はスクールカーストが構築される以前の分け隔てなく友達と遊んでいた「あの頃」の世界観を描写しています。

TOKYO世界のヴァースでは小4国語に掲載されている『白いぼうし』の一節を引用しています。

良かったね 良かったね
遺影になった俺のじぃちゃんも
良かったよ 良かったよ
写真ではピースをしてた頃

TOKYO世界 – 子供の頃 feat. FARMHOUSE

白いぼうし


また、TOKYO世界は客演に迎えたFARMHOUSEの『DRUG』のリリックを引用していると思います。

履歴書以上に異常に歌詞を書いてた
安定 蹴って バースを蹴った
不安定だけど 他にない 

SUSHIBOYS – DRUG

内定をKickし農家とバースを蹴る
またひろとと行きたいな泉公園

TOKYO世界 – 子供の頃 feat. FARMHOUSE

JUMADIBA – Speed Mode

『Speed Mode』のイントロで流れる声は、アイスランド出身のミュージシャンbjörkの『hyperballad』をサンプリングしていと思います。

björkの革新的な世界観、映像美はJUMADIBAと通づるものを感じます。

björk – hyperballad 

We live on a mountain right at the top
There’s a beautiful view from the top of the mountain

JUMADIBA – Speed Mode 

ちなみに、hyunis1000(ヒョンイズセン)の『ONE』も『hyperballad』をサンプリングしていると思います。

hyunis1000 – ONE 

Alpha Steppa 『Catharsis, Pt. 1』

JUMADIBA – Asian

JUMADIBA 『Asian』Alpha Steppa『Catharsis, Pt. 1』をサンプリングしていると思います。

LIBRO -涙の代わりに

LIBRO『涙の代わりに』は Rupert Holmesの1979年のシングル曲『Escape (The Pina Colada Song) 』をサンプリングしていると思います。

LIBRO – 涙の代わりに 

Rupert Holmes – Escape (The Pina Colada Song)  

また『Escape (The Pina Colada Song) 』は、PUNPEE『Movie On The Sunday feat. Sugbebe』の元ネタとしてもよく知られています。

PUNPEE『Movie On The Sunday feat. Sugbebe』

ちなみに、Rupert Holmes『Speechless』はKREVAの『瞬間speechless』の元ネタとしても有名です。

Rupert Holmesからなる名曲の連鎖が生まれています。

Rupert Holmes – Speechless 

KREVA – 瞬間speechless

KEIJU – Shirase

KEIJU『Shirase』は松任谷由実の『春よ、来い』の歌詞を引用しています。

坂を上る岡本 まずはユーミンにセイ、ハロー
いないやつに会いたいだから思ってる春よこい
夢をくれしあなたの眼差しが肩を抱く
だから俺はいまだにセナを目指すハミルトン

KEIJU – Shirase

春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く 

松任谷由実『春よ、来い』

KEIJU – Shirase 

松任谷由実 – 春よ、来い 

ユーミンの楽曲はサンプリングソースとしても国内外問わず人気を博しています。

1973年リリース、『雨の街を』のピアノの旋律は、もはや定番ネタとなっています。

荒井由実 – 雨の街を

9th Wonder – Season Courage

ケンチンミン – One day in Tokyo

Baderfly – bresmoke 

diz – ハナシタイコト prod.ヱスケー

glitsmotel – To Be free(prod.SLPjoe)

 

SEEDA – OUTSIDE (feat. IO & D.O) prod by ZOT on the WAVE & Homunculu$

『OUTSIDE (feat. IO & D.O)』はOpus Sevenの『I Love You』をサンプリングしていると思います。

SEEDA – OUTSIDE (feat. IO & D.O) prod by ZOT on the WAVE & Homunculu$ 

Opus Seven – I Love You

またIOのヴァースは、SEEDAの楽曲『TECHNIC』を彷彿とさせるリリックや「街風」というワードでの締めくくりが粋です。

東京の流れ 変わってく眺め
追い越せなけりゃ追い越されるだけ

SEEDA – OUTSIDE (feat. IO & D.O)

並んだビルの隙間すり抜ける
俺らOUTSIDE 今日も街風が吹く

SEEDA – OUTSIDE (feat. IO & D.O)

東京の流れ 追い越し車線
曇り心じゃ 五里霧中だぜ

SEEDA – TECHNIC feat KREVA

ONE OK ROCK – C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO

ONE OK ROCKの最新アルバム『DETOX』収録の楽曲『C.U.R.I.O.S.I.T.Y.』のCHICO CARLITOヴァース、「素直と直感」というリリックはTaka が大事にしている言葉、そして『Keep it real』の引用かと思います。

俺の胸の中いつも「素直と直感」
みんな準備どうだ?今日も強行突破
やっぱ待ったなしだ 

ONE OK ROCK – C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO

Keep it real 恐がらずに so 自分の気持ちに正直になる
素直と直感さえあれば俺ら最強なんだから

ONE OK ROCK – Keep it real

ONE OK ROCK – C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO

ONE OK ROCK – Keep it real

ちなみに、同アルバムに収録されている楽曲『Party’s Over』でTakaは、母親、森昌子の楽曲『越冬つばめ』より歌詞を引用していると思います。

傘もささずにたたずむ君
雨にうたれりゃ寒かろに

ONE OK ROCK – Party’s Over

季節そむいた 冬のつばめよ
吹雪に打たれりゃ寒かろに

森昌子 – 越冬つばめ

 

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