【日本語ラップ】サンプリング元ネタ集 Part.3

Creepy Nuts / だがそれでいい Prod.DJ松永

サンプリングソースはアメリカのバンドThe Monkeesの『Valleri』だと思われます。

この曲は邦題『すてきなバレリ』として知られる1968年発売のヒットソングです。

原曲は淡い恋心を歌った曲ですが、『だがそれでいい』の苦い黒歴史を歌った曲にもマッチしています。

原曲の印象的なギターはthe VenturesのGerry McGeeによる演奏です。

 

Creepy Nuts / だがそれでいい 


 

The Monkees / Valleri 


ふぁんく / 円 Prod.Alice

サンプリングソースは安藤裕子『ニラカイナリィリヒ』だと思われます。

ちなみに「ニラカイナリィリヒ」とは呪文として作った造語らしく、特に意味はないそうです。

 

ふぁんく / 円 


 

安藤裕子 / ニラカイナリィリヒ 


田我流 / Wave feat. C.O.S.A. Prod.DJ UPPERCUT

サンプリングソースはVan Morrison『Spirit』だと思われます。

この曲はサンプリング部分は田我流が組み立て、それを元にDJ UPPERCUTがシンセを追加、再構築したそうです。

そしてLowの鳴りは、波のように寄せては返すように仕上げるという、細かい所まで拘り抜いたトラックです。

 

田我流 / Wave feat. C.O.S.A. 


 

Van Morrison – Spirit 


CHOUJI / 中指 feat. 孫GONG Prod.CHOUJI

サンプリングソースは沢田研二『時の過ぎ行くままに』だと思われます。

『時の過ぎ行くままに』は1975年発売のヒットソングです。

哀愁漂う静かに燃えるような原曲をサンプリングし、CHOUJIと孫GONGは怒りを爆発させています。

 

CHOUJI / 中指 feat. 孫GONG 


 

沢田研二 / 時の過ぎ行くままに 


舐達麻 / 100MILLION ,&(REMIX) Prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR

サンプリングソースはCharlen Soraia『Wherever You Will Go』だと思われます。

原曲自体もThe Calling『Wherever You Will Go』のカバーです。

美しい声ネタのループにフィルターをかけで曇らせ、左右の音量を強弱を変化させることで、音が頭の中をグワングワン回ります。

GREEN ASSASSIN DOLLARのセンスによって見事にドープでハード、なおかつ美しい世界観に仕上がっています。

 

舐達麻 / 100MILLION (REMIX) 


 

Charlen Soraia / Wherever You Will Go 


 

唾奇 / 道-TAO- (prod by. TNG)

サンプリングソースは渡辺貞夫『Samba Do Marcos』だと思われます。

渡辺貞夫は「ナベサダ」の愛称で親しまれてるジャズ奏者です。

『道-TAO-』の哀愁漂うループは原曲のイントロ部分で、原曲は意外と明るい雰囲気の曲です。

 

唾奇 / 道-TAO-


 

渡辺貞夫 / Samba Do Marcos


 

hokuto / Cheep Sunday feat. 唾奇 (Prod.hokuto)

サンプリングソースはMaze 『Reason Feat. Frankie Beverly』だと思われます。

Mazeはアメリカのソウルバンドでです。

 

hokuto / Cheep Sunday feat. 唾奇


 

Maze Feat. Frankie Beverly / Reason


YDIZZY / WTF

サンプリングソースはArca『Xen』だと思われます。

Arcaはベネズエラ出身で現在はロンドンを拠点に活動するトラックメイカーです。

中毒性が高く、ジャンルの枠に収まらない革新的なサウンドがYDIZZYのスタイルとマッチしています。

 

YDIZZY / WTF


 

Arca / Xen


 

まとめ

▼「サンプリング元ネタ集」シリーズはこちらの記事をご覧下さい。

▼その他の「楽曲のまとめ記事」はこちらを是非ご覧下さい。

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