2022年7月18日のCreepy NutsのオールナイトニッポンにてZORN『いたいのとんでけ』を紹介
R-指定：じゃ曲いきましょうか。我々さいたまスーパーアリーナでLiveすると言いましたけど、もう一人ねさいたまスーパーアリーナをやるラッパーが我々の交流がある人でいますけども、ZORNさん。
DJ松永：ZORNさん！最近新曲出したじゃん。
R-指定：それがね、俺的にかなり、、このタイミングで凄いの出してきはるなというのが。
DJ松永：まさしくそれ？
R-指定：まさしくそれ。『いたいのとんでけ』という楽曲がありまして、メッセージはちょっと落ちてる友人に向けて書いたとは言ってたんですけど、こういうメッセージ性の曲でライミングを固くするってのは、、この両立ってのは凄い難しいんですよ。
DJ松永：そうかー。
R-指定：メッセージ中心の楽曲の時にラップの大事な要素である、韻踏む・ライムするっていうのは凄い難しいんですけど。
DJ松永：結構そういう曲の時、分けて考えてぶつかったりする人も多いもんね。
R-指定：別としても全然ありなんです。
そもそもZORNさんなんか凄いメッセージ性が強かったり、パンチラインを吐く人じゃないですか。
だから正直ZORNさんのパンチライン力をもってすれば、こういうメッセージ性の曲の時は全然ライミング度外視でも成立するんですけど、やっぱそこに俺はラッパーとしての矜持というか、それを感じたというか。
もちろんメッセージ重視やけどこっちも全く妥協なしでいくのね、みたいな。
それを象徴するかのようにのっけからね
起きれない朝に眠れない夜
途切れない悩みで失せた気力
R-指定：全踏みですわ。
DJ松永：流石ですね。
沈んだ気分 ただ不安で
自分が自分じゃなくなってく
R-指定：これもA/B A/Bで小節は分かれてるけど全部踏んでる。
こういう凄い技を繰り出してるのはもちろんのこと、ZORNさんが出すパンチラインとしてもすごいし。
なんで死んだらダメか
なんて言ったらいいか分かんねぇや
一個だけわがままを言っていいんなら
また会おう
R-指定：こういう後半になると、とんでもない良いフレーズが出てくるんすけど。
まあ我々ラッパーとかもでかい会場でやる時に1個こう入れるじゃないですか。般若さんの『ぶどうかんのうた』もそうやし、Awichさんも「立つ武道館」っていうリリックで。(Awich / Queendom)
ZORNさんも今度ライブあるんだみたいな武道館でとか地元のでかいとこでって言ってきたけど。
そのさいたまスーパーアリーナを控えたZORNさんがこのメッセージを送ってる相手が実はZORNさんの元DJをしてた人という。
あの頃 同じ夢を共に見てた
お前は俺の元DJ
R-指定：「元DJ」「共に見てた」でライムしてるんすね。
そう言えばLIVEがある
まぁ大したサイズじゃない
R-指定：これ、さいたまスーパーアリーナのことなんですよね。粋ですね。
DJ松永：うわー。
気が向いたら会場で
お前がこの曲針落とせ
R-指定：この締めはすごいです。
DJ松永：くぅぅぅぅぅぅl。
R-指定：ヤバすぎて速攻ZORNさんに「いたいのとんでけ ヤバすぎ！」って送ったら「なんでタメ口なの？」って（笑）
「あーっすみませんっすみませんすみません！つい感動して」
DJ松永：それはそうだな、それはZORNさんに謝るべき（笑）
R-指定：こういうテーマで『いたいのとんでけ』っていうのがね、ZORNさんのキャラクターと合ってて.
DJ松永：これは俺もくらったMV見て。
R-指定：素晴らしいですね。タメ語の後はちゃんと感動伝えられたので大丈夫でした。
DJ松永：ZORNさん冷静だなー。
R-指定：「どうしたー？」って（笑）「すみません熱なりすぎて」
DJ松永：あっちは普通に生きているだけだもんね、急に後輩からタメ語のラインきて（笑）
R-指定：「お互い、さいたまスーパーアリーナかましましょうよ」みたいな良い話になりました。
ZORNさんで『いたいのとんでけ』でした。
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