「Coast to Coast」とはCoast(海岸)、アメリカの西海岸から東海岸までという意味が転じて【全国的、長距離】を表す慣用句です。
HIPHOPのリリックにも頻出し、全国的なラッパー、全国津々浦々巡る的な意味で使われています。(下記、CHICO CARLITO – C.H.I.C.Oより.)
そんな「Coast to Coast」がテーマとなっている曲をまとめました。
なぁ マイメン Mission Possible
ぶっちゃけCoast to Coastは登竜門
OZROSAURUS – AREA AREA
このテーマでまずこの曲を思い浮かべる人が多いんじゃないでしょうか。
日本語ラップ不朽のクラシック『AREA AREA』
約何年経ったろう あの頃から企んでた
東京よりやや西潮の吹く港から俺もやったろ
という宣戦布告から始まり、自身のルーツやアイデンティティを描く。
やるべきことをやって全国に名を馳せるという気合が、ラストの洗礼された一文に凝縮しています。
前進 毎日 無い道
唾奇 × Sweet William – 街から街
唾奇とSweet Williamの名を爆発的に広めたアルバム「Jasmine」に収録されているこの曲
その後の大ブレイクを確信した革命前夜のようなリリックが感動的です。
出発の時刻がきた
もう俺はNoとはいえない
男 金を稼ぐ
get many getting high 超ヤバイ
海の向こうに行く
皮肉にもクソでも嘘偽りない愛
勝者 One shot One killer
今にわかる今 時が来た
RHYMESTER – グラキャビ
結成30周年ツアーでは47都道府県ツアーを行うなど「KING OF STAGE」の名に相応しいLIVEを行うRHYMESTER
そんなRHYMESTERがLIVEで全国津々浦々巡る心境を曲にしたものです。
THA BLUE HERB – SMALL TOWN, BIG HEART
繋がっている各地の人達への感謝と敬意を歌った曲
自主レーベルで活動するTHA BLUE HERBはツアーで全国を回る際に、自分たちの足でポスターを配って回り、自分たちで物販を運ぶという。
Creepy Nuts – グレートジャーニー
クールな楽曲が多いこのテーマにおいて『グレートジャーニー』ではR-指定らしく風俗ネタが満載となっています。
俺のサインがある店は優良店
たまにTwitterでサインの目撃情報が流れてます。地元の行きつけの風俗店にもサインが飾られているようです(笑)
川崎にある風俗店の看板にR-指定さんのサインが書いてありました。 pic.twitter.com/S7qJbo9F4E
— DJ 松永(Creepy Nuts) (@djmatsunaga) January 26, 2019
KREVA – タビカサナル
「度重なる」と「旅 重なる」が掛かっているこの曲
旅=ツアー、君=ファンの暗喩になっていると解釈できます。
ツアーでの出会い、巡り合わせによるお互いの成長や希望について描かれています。
「嘘と煩悩」 Link
関連記事
▼その他にも様々なテーマで名曲をまとめています。