Creepy NutsのおふたりがTBSラジオ『アルコ&ピース D.C.GARAGE』にゲスト出演した際に、過去の確執やHIPHOPシーンについて語りました。
以下、R-指定 → R DJ松永 → 松 平子祐希 → 平 酒井健太→ 酒
シケモク
酒:今週はゲストきます。
ヨーチェケユニットCreepy Nutsが来ます。
ダジャレロン毛マンと青年!
平:うん。
酒:やばいよもう。
平:ふたりのお洒落な青年が。
酒:ふたりの青年が(笑)
なんの話しよう、Creepy Nutsと。
平:向こうが持ってきてるのかなぁ?
酒:なんかあるのかなエピソードトーク(笑)
松永がうるせぇからな、口数多いからさ。
一発CM中ボコっといた方がいいかもしれないよ。
平:黙るかな?
酒:黙らしてからやった方がいいわ。
平:俺、口で泣かすわ!
酒:頼むわじゃあ!
平:さぁゲストの登場でございます。HIPHOPユニットCreepy NutsのR-指定そしてDJ松永でーす!
R、松:よろしくお願いします。お邪魔します。
R:ラッパーのR-指定です。
松:DJ松永です。
酒:うぉーい!
平:おふたりはCreepy Nutsとしてオールナイトニッポン0を担当していらっしゃいます。
そして松永君はピンでTBSのACTION。
酒:やってるねぇ。
松:やらせてもらっております。
平:あんまりラジオ分厚くすると伸び悩んでいくからさ。
一同:(笑)
酒:そう。お前 俺らみたいになるぞ(笑)
平:こっち側はこっち側で俺らの専売特許にしていこと考えてるから来ないで欲しいんだわ!
R:島荒らすなと?(笑)
酒:ちょっと入り込む感じするぞ!
これから来るんだろなって。
松:本当ですか(笑)
本業はしっかり結果残しつつがいいよね。
R:そうや、、
松:あ、これどんどん言っていくとアレだな、、
R:そうやで!失礼やで、ヤバイよ!
酒:テレビ出ねぇ奴みたいじゃん(笑)
松:テレ東おふたりでやられてるじゃないですか。
平:ほら、やってないと一緒じゃねぇか。
R:なに言ってるんですか(笑)
松:そんな事言ったらテレ東に失礼(笑)
酒:プロモーションって事ですか?今回は。
平:ニューアルバムが?
R:はい。
松:でも、プロモーションで出るような番組じゃない所に今回出させて頂いてるんです。
平:プロモーションならないってこと?
松:そういう事じゃなくて!
酒:お前はそういう所あるぞ。
松:そういう事じゃなくて、プロモーション枠がないところに出させて頂いてて、凄いありがたい。
R:そうですね。
平:あー。そっかいつもゲスト枠があってというラジオ番組はいっぱいありますもんね。
松:そういうところにアーティストが回ることは結構あるんですけど。
DCガレージにリリースのタイミングで出させて頂くって、ただただありがたい。
平:俺らも面白いふたり組出てきたなぁと思って。
R、松:あはは(笑)
松:あ、評価してくれてる(笑)
平:面白いことやってんなって、なんか一緒に出来ねぇかなって。
R、松:あはは(笑)
松:いつも誰かが言ってるセリフ(笑)
平:結局何も作らないやつ(笑)
松:社交辞令で死ぬ程言われてきた(笑)
平:松永君と酒井はね、相当昔ですよ、、
酒井がラップが好きだなんだって、わちゃわちゃ言ってた時期に、松永君がわけ分かんねぇ芸人がラップだなんだ言ってるけど、、
みたいなね、ビーフが繰り広げられた事がありまして。
まぁ良くなって、顔合わせるようになって、なんだかちょっと仲良くなって。
先日ゴッドタンでラジオを特集した回がありまして、話題性の中で昔のビーフを何年越しかでもう一回無理矢理燃やすっていう。
一同:。。(笑)
平:犬も食わねぇ流れがね(笑)
酒:何にも思ってないのにもう一回やらないといけないみたいな。
松:本当ですね。でも仕事ってこういう事なんだなぁって。
一同:あはは(笑)
酒:タレントってこういう事なんだよ(笑)
松:俺もタレントなったわぁーって思って(笑)
平:湿気ったシケモクに火一生懸命付けてさ。
佐久間さんがシケモク好きだからさ。
4年前のテレ朝のシケモクも一生懸命火つけてもらってさ(笑)
松:大変でしたね(笑)
酒:大好きだから。
平:シケモクの佐久間だからね。
松:佐久間の野郎はフェイク野郎だからね。
R:おいおい。
酒:あいつフェイクだよ。
平:テレ朝も佐久間さんの流れも俺ら冗談よ!
松:ちょちょ!なんでハシゴ外すんすか?
平:ガチの人 入ってくるから。
松永の心境
平:最近どうなんですか?芸人だったり他ジャンルの方がラップやったりHIPHOPが好きとかの公言に対して腹がだったり最近いますか?
松:不思議と、何にも思わなくなったすね。
酒、平:え?
松:当時、酒井さんにイライラきてた時期は、「フリースタイルダンジョン」が始まったばっかりでMCバトルの方に目がいって。
Creepy Nutsもこれから頑張ろうってのに、R-指定の方ばっかり目いって。
いろんなタレントさんがMCバトルに着目していく中で、色んな人がラッパーを模したようなギャグにめちゃくちゃ腹立ってまして。
やっぱりね、、Creepy Nutsの活動が軌道に乗り、俺も正当な評価を得られるようになると、心に余裕がでてきた。
一同:あはは(笑)
R:わかりやすいな。TBSでピンでもやるようになったし。
松:最近、余裕がますます!
平:早い話、仕事が安定してきたってこと?
松:安定してきた!
酒:1番いいわそれが。
松:どんどんやってよ!
R:なんやこいつ。
松:勘違いしてくれてる人が増えてくるぐらいが、どんどん人気が上がってきてる証拠ですから。
平:なるほどね。一般に浸透してきたって証拠ですかね。
松:付き物ですから、成長痛みたいなもんで。
R:だからダンジョン始まった時ずっと俺が言ってたやん。
松:あはは(笑)
R:言ってたのに松永は血管バチバチ浮きながらキレてたやん。
松:あはは(笑)
酒:そんなキレてたんだ。
松:もう本当に、辞めちゃおうかなって。
一同:(笑)
松:健康です今は本当に。
平:他ジャンルの人が語ってくれるという有り難みというのをね。
松:有り難みは感じてます本当に。
酒:変わったなぁ。
松:その状態でシケモクに火つける気持ち分かりますか?
平:そうだな(笑)
松:ますますプロでしょ!
コントゴーレム 平子
平:まぁまぁそんなHIPHOP関連のお話が出ましたけど、どうなんですか今?日本のシーンは?
R:シーン?(笑)
平:日本のHIPHOPシーンは一般の人達にも浸透してきた。
こっからじゃあ一段階、二段階上がるっていう作業なのか、それとも浸透をこのままの目線で広めていくっていう形になっていくのか。
松:なんで急にJ-Waveやりはじめたんすか?(笑)
24時台のTBS!なんで無理したんですか(笑)
平:なかでもほら、USで考えると、、
松:アメリカって言えよ!
平:トップチャートになるとHIPHOPが席巻してるわけ、ここ何年間も。
松:それはあってるんだよな(笑)
平:ゲット・ザ・ビッグマネーしてるアーティスト達もね
R:ゲット・ザ・ビッグマネー?(笑)
平:億万長者達もHIPHOPがほとんどじゃないのかなぁーと。
R:本当そうですよ。
酒:あってんだな。
平:やっぱ日本のシーンがそれに近づいていくってことは可能性としてあるのかな?
段階でいくと、あと二段階、三段階上がっていくって形になると思うんだけど。
R、松:あはは(笑)
松:急にあちぃんだけど(笑)
酒:ちゃんと聞きたいでも!
松:ちょっと今の現状じゃ難しいんじゃないかな。
酒:なんで?
松:マジでアメリカだとHIPHOPってPOP Musicの立ち位置なんですよ。
今から日本語ラップのシーンがそうなるって考えづらいといか。
R:市民権の得かたがアメリカは尋常じゃないんで。
今日本でHIPHOPとかやってたら、ラッパーの悪いイメージとか、誰か逮捕されたとか、悪いニュースで出るじゃないですか。
アメリカとかは、それが当たり前ぐらい市民権得てるとか。
元々まともな人らの音楽じゃないみたいな。だからそういう楽しみ方で聴こうぐらいになってるから。
松:そこへの耐性が、それこそ芸能人がちょっと不祥事起こしたら日本だと結構立ち行かなくなってしまうのをアメリカだと面白ニュースぐらいで取り上げられてすぐ復帰するじゃないですか。
平:なんならちょっと箔がつくぐらいの。
松:そうですよ。ちょっと寛容じゃないですか?お騒がせタレントとかに。
HIPHOPってやっぱりヤンチャな音楽だから、日本がそこに厳しい限りHIPHOPがメジャーになることって難しいんじゃないかな。
平:土台の国民性がまず違ってるってことなんだねぇ〜。
酒:松永が喋り過ぎて平子さんのターンが少ないだろ!
一同:あははは(笑)
酒:ボケさせろよ!お前ふざけるな!
松:ボケさせろって言われた(笑)
平:もうちょっとペース考えてね。
酒:これがあったのか平子封じ。
平:平子のフリっていうのをまず覚えて頂いて。
松:すみません(笑)
R:まぁ正直なところを言うと、こっから受け入れられるかどうかは俺らの世代にかかってる。
平:あー。
R:今フリースタイルダンジョンとかで、ラップがバトルという形で根付いたのをちゃんと音楽とかLiveとかもっとアーティストの所に目を向けさせて定着させるのは俺らの世代の仕事だと。
平:なるほど。茨って分かってるかもしれないけど、突き進んで行くしかないよね。
R:まったく目線ブラさないすよね(笑)
松:よく恥ずかしげもなく照れずに真っ直ぐ見れますね(笑)
平:足血まみれにしながらさ、どんどん踏みしめていくしかないよね。
R:いや、そうなんすけど、、(笑)
平:シーンってそうやって今までも作られてきたものだから、積み上げられてきたものだから。
松:間違ってはないのよ!
平:茨踏みしめて、うん、一歩一歩。
ダメージ負いながらかもしれないけど、返ってくるもんはもっとデケェから。
松:あー。
平:え、違う?
松:あの、あってはいる(笑)
平:難しいのはね、茨踏みしめる行為、作業を楽しまないとダメなんだよね。
松:ほら(笑)
平:韻と茨踏んでさ。
酒:かっけぇ!
松:これはかっこよくない!これはナメてる!
酒:昔だったらキレてる?
松:ただ今、軌道に乗ってるから!
Creepy Nutsのギャラについて
酒:今はもう、持ってわけですよね?
松:お金的な?それが、本当にお金は見合ってない!
R:それはよく言ってるな。足りんな。
松:足りない、マジで足りない。
平:元々が本当に無い状態からだったから今は頂けるようになったけど生活が出来るようになったとか?
松:そうですね。生活がやっと安定したぐらいで、楽できるかというと全然そんなことやいよね?
R:そうですね。
結構我々ね、ラッパーとDJの中でも労力が多い方で。
というのを考えると「見合ってないよな?」みたいな。
松:仕事も細かくするタイプだし、曲も1曲単位のカロリーも高いんですよ。
言葉数もRさん凄いんですよ。
平:凄いよね。
R:だから同世代の人らが同じくらいやと思ったら虚しくなる。
酒:楽してる奴だれ?
R:それは言えないですよ!(笑)
酒:でも何人かいる?
R:何人かと言うか、別の何か頑張ってるところあるんでしょうけど、同じラップという土俵で見たら、、なんで俺がフォローせなあかんねん!(笑)
松:名前R-指定の奴にフォローさせないで下さい!(笑)
職業ラッパー、名前R-指定の奴が何で1番バランスとってるんだよ(笑)
平:カロリーってのは、どこでもあるだろうからねぇ。
<書き起こし終わり>
「よふかしのうた」収録 💿
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