『繋がりSUNSET』ではKJの特徴的なライミング、小節ごとの全踏みがあったり
すれ違うばかり雑多な街を
暮れちまう明かり待ったはなしもう
頭韻と脚韻で別々の韻を踏むA/B踏みがあったり
僕らはずっと持ち寄っては
そうさ寄りそってた
人はまた願い 出会いを
きっと数多のふれ合いを
細かい韻を散りばめ畳みかける部分があったり
日々は不安で一杯 皆不安定で暗い
それでも人は出会い 交ざり合っていたい
互いの長い 語らいで朝になって
そうさ こうやって繋がり合っていく
様々なアプローチがありKJの幅広さを垣間見えます。
曲を締めるラストのラインは「きっと」という言葉を境に前後の言葉全て韻を踏んでいます。
この「きっと」というリフレイン的に同じ言葉があることで、前後の言葉により注目しますし、音は同じでも意味が違うという凄さをより実感できます。
眠れない長い夜更けは きっとただ探してるんだ
巡り会い互いの胸は きっとまた朝日照るんだ
窓辺の夕陽に 誰もが歩んだ日々
僕らはきっと一緒に笑い
そうさ一人じゃない
灯せかがり火を 淋しげな君も
僕らはきっと互いを照らす
そうさ長い夜を急かす
すれ違うばかり雑多な街を
暮れちまう明かり待ったはなしもう
人恋しさになぜか凍え ほら今日も誰か求め…
日々は不安で一杯 皆不安定で暗い
それでも人は出会い 交ざり合っていたい
互いの長い 語らいで朝になって
そうさ こうやって繋がり合っていく
週末に会って肩組み話したり
「来週もな」って酒酌み交わしたり
毎週こうやって触れ合い 眠りたい きっと誰かと巡り合い…
時に大失敗で胸が痛いね
でも愛し合って君が大事さって
大輪舞って希望に日々は咲き
そう誰も皆一人きりじゃない
そういつだって僕らは 声荒げ誰かを求め
そういつだって僕らは 声合わせ果てまで灯せ
窓辺の夕闇に 誰もが歩んだ日々
僕らはきっと 一緒に笑い
そうさ一人じゃない
少しにじんだ目も 強く握った手も
僕らはずっと持ち寄っては
そうさ寄りそってた
人はまた願い 出会いを
きっと数多のふれ合いを
繋がり求めWe’re cruisin’ 暗闇も超え
そういつだって僕らは 声荒げ誰かを求め
そういつだって僕らは 声合わせ果てまで灯せ
眠れない長い夜更けは きっとただ探してるんだ
巡り会い互いの胸は きっとまた朝日照るんだ
そういつだって僕らは…
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