ICE BAHN『良い子のラップ講座 ft. OHYA＆HIDA』韻考察

ICE BAHN『良い子のラップ講座 ft. OHYA＆HIDA』は『IB法』のレコードにカップリングとして収録されている楽曲で、当時、次世代の押韻主義としてブイブイ言わせてたICE BAHNと韻踏合組合のOHYAとHIDAが共演した楽曲です。

HIDAは現在よりも連続して畳み掛けるような韻の踏み方をしており、OHYAは流石のライミングで誰とも被らない子音踏みをしています。

どうもこんにちは　Meg Burstです
今週の「ICE BAHNと良い子のラップ講座」は
実践編ということで関西から臨時講師をお迎えして
後頭部に十円ハゲが出来るまでラップに対する･･･あっ！あぁ～！

-FORK-

踏むべくして踏む我が営みが
ハンパじゃねーから生む笑いと涙
また一歩出した足から生まれる脚線美
見せてやる逆転シーン
関東関西の『感度、勘、才能』は
ライム好きファン対象
終わんないショー
ONE NIGHT　SHOW　月の下
見せてくれ保障付きの舌

-OHYA-

OH YEAH! 保障期間中
ライムフェチ　襲う機関銃
(ラタタラタタラタタタ)
ひょっとしたら　故障したんちゃうん
で俺のファン達もどうも不安らしいが
これぞOHYA的ファンタジー
今にわからす　韻マニアから
アマちゃんのアマチュアまで

-玉露-

人類タイプにない俺らと韻踏合組合で
今ひっくり返す気でピンクに作詞
ファイトノロケーションは弱えー女の
難病看護の０コンマ何秒間後に余計混んだ
結合できん絶望的なケツのおできか
親と見る失楽園
より蜜湧く手傷は深ぇ
要は別人が物書きの
ケツ韻じゃ物足りん

-hook-

二つとねーぞ（えっ何がなん？）
Aクラスの言語（あっそーなんや）
巧く乗せんと（めっちゃたまるやん）
フラストレーション（あー･･･）×2

-JAPKIT-

何もお咎めないような言葉選びに
端から端踏む確かな歌詞
何がヤバイって男売るっぷり
この曲韻踏とホント濃くじっくり
煮詰めた韻プレーは必然か
単にヤバイから万事固い
感じなさいこの輪郭の韻やフローで出すインパクト

-HIDA-

そのインパクトをコンパクトデスクで
コンタクトとり韻書くと
各１０日間　たぎる躍動感
爆弾投下　マイク格闘家
シャベル・ショベル・それはスコップ
ちゃうやん鳴る発射ベルでラップ
デラックスで楽するで
会ってすぐ選ぼうよう相棒

-JAPKIT-

俺はぶっきら棒に踏んじまおうってか
如何に韻を生かしたい心情
そんな気持ちを赤裸々に出来た歌詞
頭ひねりっぱなし
踏んで踏まれて刺激ばかり
気づきゃ他まず無いこだわるタチ
ONで繋ぐこの哲学道
こういう小節がプロ

-HIDA-

ラップもちプロのアプローチ
ワックにゃ酷だがコクローチ
音連動して踊れんど
一本ドレッド　一生取れんど
めっちゃトレンドゼロの不満も
6時のティーのおやつは「ルマンド」
毎度国産のドープサウンド
音のコックさんはロックサウンド

Hook

-FORK-

まるで探究心止まない
スタンドバイミーみたく
普段の倍磨く
アイスバーンのライミングは
音が鳴ると物語る
モノが樽一杯がいっぱいに
なるくらいの歩く才能こと
田中家次男がまた柔らけぇ地盤固め
やたら掲示板に出るにかからねぇ時間
だから合作でやったるぜ
今出せるパワー出して開かせる花
気づきゃ白髪ですから