2018年4月17日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にてケンドリック・ラマーを語る
DJ松永:今週のヒップホップニュースいきます。ジャーナリズムや文学、作曲など各部門においてアメリカで最も権威のある賞と言われているピューリッツァー賞の音楽部門をラッパーとして初めてケンドリックラマーが受賞。
R-指定:あーすげー。
DJ松永:ケンドリックラマーといえばRさんが大好きな。
R-指定:そうですね。わからない人に説明するとケンドリックラマーってのはアメリカのコンプトンていうね。
すごい治安の悪い危ねぇ地域があるんですけど、そこはいろんなギャングスタラッパー、悪いいかついラッパーがいっぱい居るとこで、それこそギャングの抗争とかも全然あるんよ。
DJ松永:ヒップホップー。
R-指定:ケンドリックラマーはそんなとこで生まれ育ちながら、セカンドアルバムで『good kid, m.A.A.d city』っていうアルバムを出したんです。
「危ない街のいい少年」この人こんな治安悪いとこ住んでギャングの友達いっぱいおるんやけど、ケンドリックラマー自身はめちゃめちゃいい学校出てちゃんと普通の真っ当な人間として成長して。
で、賢い目線で自分の仲間たちの荒れた生活を描写していくんよ。
分からんけど、そういう視点というか、アフリカアメリカンのリアルを書き綴ったってことでピューリッツァー賞なのかな。
DJ松永:なるほどね。そういうゲットーみたいなスラム街とかにいるラッパーって、わりとこう自分が不良で自分の生活を語るっていうのを多いけど、そうじゃない人が俯瞰で周りに警鐘を鳴らすというか。
R-指定:俺たちはこんな荒んだ生活を強いられている。国の制度とか、差別によってというのを訴え続ける素晴らしいラッパーなんですよ。
DJ松永:素晴らしいですね。
R-指定:トップクラスにラップも上手いですしね。くそ上手いよケンドリックやばいよ。
DJ松永:そうなんだね。
R-指定:要するにすげえ奴がスゲー賞を取ったってことなんすよね。
DJ松永:すげーな「あさぼらけ」いけるな。
R-指定:情報ラジオね(笑)
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