2021年3月9日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にて、Creepy Nutsのお二人がGAGLE『I feel, I will』について語りました。
DJ松永:Rさんの日本語ラップ紹介コーナー参ります。
R-指定:はい、年を経ても変わらないものということでポジティブなこともありますけど、まあネガティブというわけでもないんですけども。
ちょっと今日、紹介したいのは仙台のHIPHOPグループGAGLEが、ホンマに2日前ぐらいに新曲を出しまして『I feel, I will』という曲。
これ、一旦まずは聴いてほしいんですけど、実際に明日3月11日でね、東日本大震災から10年目なんですよ。
DJ松永:あーそうか。
R-指定:当時、仙台在住のGAGLEメンバーの皆さんは実際にそこで被災をされて。
そこでの経験をHUNGERさんがリリックにしたりして『うぶごえ』という曲を当時、出されていたりして。
DJ松永:あー『うぶごえ』ね。
R-指定:そこから10年経って状況がどうなったか。
10年経ったところの被災者からの目で綴られたリリックということで。
これはホンマに今日しかかけれないかなと思って、ぜひ聴いてほしいなと思います。
その被災者ならではの10年が経った視点と、その他の被災地で今のこの日本の現状というものを踏まえた歌詞にもなっているので、ぜひ聴いてください。GAGLEで『I feel, I will』
R-指定:という、ホンマね実際に体験した人じゃないと書かれへん生々しい言葉が。
“モニターに駅前の街並みがブレる” とかそういうのもあるし。
実際に今年のことですよ、バレンタインにまた大きな地震があったじゃないですか。
“急な揺れとともになだれ込んだバレンタインを子供たちは体感した”
この実際の今の現状とかも含めて。
それで2バース目では阪神大震災のことを歌っているんですよ。
“26年過ぎてもなお” とか “546 1446 カセットデッキのように”
って、これは地震が起きた時刻のことで。
それで実際にHUNGERさんに「この曲聴きました」っていう連絡をしたら、「自然の脅威みたいなことが当たり前にあるっていう状況で生きていった方が幸せなのかも」みたいな。
で、サビで言ってる “Earth beats under my feet” っていうのが効いてくるんですけども。
「地球の災害は地球の刻むビートやと、災害は。それが自分らの足の下にあるっていうことを常に感じる」みたいなことを言っていて。
これはこの人にしか語られへん言葉やなと思って、ぜひ聴いていただきたいと思いました。GAGLEで『I feel, I will』でした。
「I feel, I will」 収録 LINK
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