「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」において、Creepy Nutsのお二人がTOKONA-X『I’m in Charge』を紹介しました。
以下、R-指定 → R DJ松永 → 松
伝説のラッパー 78年式
松:Rさんの日本語ラップ紹介のコーナー参ります。
R:はい、今日名古屋で LIVE してきましたので、名古屋の伝説的なラッパー TOKONA-X さんを紹介します。
松:ついにきましたねー。
R:TOKONA-X さんはというのは名古屋を代表するラッパーというより、日本語ラップシーンを代表するラッパーでもあるんですけども、78年生まれです。
このラジオでも何回か78年式の人について紹介してきました。例えば MC 漢さんAK-69さんそして般若さん78年生まれそしてOZROSAURUS のMACCHOさんも78年生まれなんですよ。
78年っていうのは、日本語ラップ界に伝説のラッパー達がたくさん生まれたという、黄金世代なんですよ。
R:その78年の錚々たるラッパー達が「あいつだけは怪物やった」「あいつだけは誰も勝たれへん」って口を揃えて言われてたのが TOKONA-X さんなんですね。
このコーナーで SHINGO☆西成さんを紹介した時に、初めて方言でラップしたと言ったんですけど、正確に言うとバリバリ方言使いまくってラップしたのは TOKONA-X さんの方が早いのかもしれない。
17歳ぐらいで日本語ラップシーンに出てきて、その時みんなが当然のように標準語でラップしてた中で名古屋弁バリバリでラップしまくってたんですよ。
だから聞き取れへんかった人もおったんですけど、そんなこと関係ないぐらいラップが超かっこいい。
TOKONA-X さんのラップの凄さは、理論で説明するの難しいぐらい天才としか言いようがない。
初期の作品とかはものすごい韻硬かったりするんですけど、どんどん声の迫力がヤバくなるんすよ。
松:声の迫力本当にエグいよね。
R:すごいんですよ。ほんまにに、一声発しただけでそこらのやつが吹き飛ぶような声をしてます。
松:ライブじゃなくて録音物でそれが出てるからね。
R:えげつない。もちろんラップの技術的なとことか歌詞もパンチがあるんですよ。
今日紹介したいのは『 I’m in Charge 』という曲なんですけど、これはど迫力のTOKONA-X さんの声で超早口で畳み掛ける名曲なんです。
TOKONA-Xの豪快さ
歌詞が豪快、本当に漫画の中から出てきたキャラクターのような豪快さ。サビがね
TOKONA-X in here 派手にのれYeah 野郎におまけに愛しのPussyちゃん
TOKONA-X in here 飲めて歌え 女はケツ振れ野郎共は叫べ
松:豪快ですねー。
R:2バース目の始まりが最高です。
A-ha トリプルX 3食抜きでSEX yeah yeah
R:すごいんですよ。
奥さん旦那さんに銭もらってここまで脱いでおいで
R;なかなか普通の発想じゃ出てこないですよ。
姉ちゃんおどらすくねらす兄ちゃんぴたっとだまらす
R:ここが凄みあるじゃないですか。存在感とラップしただけで黙らすと。
一番この曲で好きな歌詞なんですけど
根も葉も無え噂 コカインやっとるとかさぁ
やっとるけどさ
松:根も葉もなくな….
あんならyeah 事務所に言え
R:文句があるなら事務所に言えって。
松:やっとるけどさ(笑)
行くとこまでいっちゃとんだでオレは
R:おれらの常識的な考えでは追いつかへん程、破格の人間的な魅力とラップのスキルを持った文字通り天才。
最高のラッパーなんですけど、実はもう亡くなられているんですけど、そんな伝説のラッパー TOKONA-Xさんの曲を聞いて頂こうと思います。
TOKONA-X で 『I’m in Charge』
R:めちゃめちゃかっこよくないすか?
松:めっちゃめちゃかっこいい。
R:パンチラインも凄いし、声の迫力もあって。
ラッパーって普通 Beat にFlowするんすけど、トコナさんの場合、トコナさんのFlow にBeat がついてきるんすよ。
松:その感じめちゃめちゃ分かる。
R:最高のレジェンドラッパーです。
<書き起こしおわり>
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