「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」において、Creepy Nutsのお二人がICE BAHN『越冬』を紹介しました。
以下、R-指定 → R DJ松永 → 松
本日は寒いラジオ
松:日本語ラップ紹介のコーナーです。唯一の良心です。
R:はい、今日は冬なって寒いって話になったやん。
冬を越えるってことはツライことやん?おれらも直面している現実。おれらの寒いラジオもそれを越えなければならない。
そんな時にぴったりの曲持って来ました。
松:こんな極寒だと思わなかったけどね。今日…
R:ICE BAHNで『越冬』という曲です。
松:おー!!
R:この曲聴いてオレらも乗り切りましょう。
ICE BAHNというのは神奈川を拠点に活動するグループ。
玉露さん FORKさん KITさん BEAT 奉行 さんの四人組。
で、玉露さん FORKさん KITさんの3MCは韻へのこだわりが凄い。
めっちゃめっちゃ固い韻を踏むグループです。
メンバーのFORKさんは、フリースタルダンジョンにも出ています。
このグループの特徴として、とにかく曲の中で韻を踏みまくる。
韻を踏むだけじゃなくて「越冬」という曲には、今の俺たちにぴったりなメッセージがあります。一発目ねKITさんが
さみーだけじゃ まず変化ねぇ
あちぃんじゃねぇ? このあぶねぇ賭け
時の運はねぇ もうちっと踏ん張れ
テメーの力量で ゼッテー乗り切ろ
松:乗り切ります!!
R:これ凄い所があって、FORKさんの子音踏みと母音踏みを巧みに組み合わせて文章を展開するところです。
子音踏みというのは同音異義語。例えば「ぶどう一粒どう?」みたいな。
例えばFORKさんのところで
この氷河期じゃ 能書きじゃなく
ひねる脳がキー 要するに 猛吹雪を
毛布抜きで越えてく 肉弾戦でテクニック
出せん奴は脱落 だ辛くても立つ
ラクダみたいに 前進する
飾らない 依然シースルーで
見せてくのみ内面 まるで伸びない麺
あったかさパッケージ 音と言葉が合併し
松:やべぇやべぇやべぇ
R:超うまい。これは日本語ラップ史の韻の歴史に残る踏み方。
僕ら世代はこの踏み方に小便ちびるほど驚いた。
玉露さんも、ものすごい面白い踏み方をするんですよね。
文章を途中で区切ることによって面白い踏み方をしていて
寒いの寒いの飛んでけ ナウいの類を損でぇが
ICE BAHN つうムチで パンツ脱いで 寒中水泳
という文章を区切ることで独特なリズムが。
KITさんも前の言葉ですぐ韻踏むとうオリジナルなやり方を見せていく。
木枯らしなら お互い様 俺裸でシーン 荒稼ぎ
っていう文章離さずに直後で韻踏んでいくと。でKITさんは声にすごい特徴がありますから。
すごい個性の三人が、声質も歌詞の内容も全然違うタイプの3人が集まってる。
ただその3人を繋いでるのが「韻」というとてつもなく強烈なルールなんすよ。
ICE BAHNのルールとして、絶対に韻は踏むと。どこのグループよりも硬く綺麗に韻を踏むっというのを信条にしている。
松:かっこいいね。
R:これを いまだに続けているグループなんです。
ICE BAHNの信条として絶対そこはブレない。
今日なんか新曲『LEGACY』の PV が公開されましたけど、そこでも変わらずの最高のICE BAHN節が聞けるという。
で、 今日はICE BAHNの名曲を聞いて欲しいと思います。
おれらの状況も併せて、この冬を乗り切りましょう。
松:心して聞きますよ。
R:ICE BAHNで『越冬』
作業中のBGMが、Creepy Nutsであることが話題になった。
そんなことを話していたら・・・諌山先生が生放送をリアルタイムで聴いているという旨のブログを更新された。
大パニックになる番組とパーソナリティー。
コーナー中もずっとフガフガする始末に責任を感じた諌山先生が、Creepy Nutsの似顔絵を描いて、謝罪と共にブログに投稿された。
諌山先生に絵を書く時間を使わせて、世界のマンガ界に大きな損失を与えたことを謝罪した。
諫山創ブログより画像引用
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リクエストありがとうございます。
音源を入手でき次第、Upいたします。
よろしくお願いします。
脱落だ 辛くても立つラクダ
の だ辛く もですね;;