この記事では、梅田サイファー『マジでハイ』のpekoヴァースにある「完全無欠 like ナーフ前のサガット」この言葉の意味を解説します。
草よりも高く飛ぶアッパー
完全無欠 like ナーフ前のサガット
分かるかな?この歴然の差が
True B-BOY Let’s continue the saga
「ナーフ前のサガット」という言葉は、『マジでハイ』に続き、KEN THE 390『Break All (Remix) feat. テークエム, KennyDoes』でのテークエムのヴァースにも登場します。
雑魚は俺を末代まで祟る
バランスブレイカーまるでナーフ前のサガット
ナーフとは?
「ナーフ」とはゲーム用語で、ある要素や能力を弱体化させることを指します。
ゲームにおいて、特定の要素や能力が強すぎるためバランスが崩れたものを運営側が弱体化させる調整を「ナーフする」と言います。
サガットとは?
「サガット」とは『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクターです。
ムエタイを駆使し、強靭な肉体と研ぎ澄まされた技を持つことから「帝王」と呼ばれる人物でリュウのライバルです。
そして、初代『ストリートファイター』のボスです。
サガットのナーフ
「完全無欠ナーフ前のサガット」とはストリートファイター4(通称スト4無印)のサガットだと思われます。
体力、攻撃力、牽制、コンボ、対空、隙のなさ全てが高性能であり完全無欠でした。
サガットのコンボはお手軽で超高火力であったため、受ける側は笑うしかなかった。通称「ワロスコンボ」というミームが出来るほどのものでした。
その他のシリーズでもサガットは強キャラであり、シリーズが進むと共にナーフを受けてきました。
タイガーアッパーカット
サガットの必殺技に「タイガーアッパーカット」というものがあります。
ここで『マジでハイ』でのpekoヴァースに戻ります。
草(大麻)を使用した時の陶酔感を「高く飛ぶ、雲の上に飛ぶ」と喩えられます。それと対比してpekoは、高く飛ぶサガットの「タイガーアッパーカット」を引用して、シラフで完全無欠な強さを表現しています。
また、「アッパー」がアッパー系の薬物(覚醒剤、コカイン、エクスタシー)との対比にもなっています。
草よりも高く飛ぶアッパー
完全無欠 like ナーフ前のサガット
分かるかな?この歴然の差が
True B-BOY Let’s continue the saga
そして「サガット」「差が」「saga」という同音ライムのワロスコンボも素晴らしいです。
ストリートファイター6
梅田サイファーとPlayStationによるコラボCMにてpekoは『ストリートファイター6』パートを担当しています。
こちらでも『スト2』のキャッチコピー(俺より強い奴に会いに行く)や『スト5』の必殺技名(クリティカルアーツ)をリリックに取り入れており、ストリートファイター愛が溢れています。
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