「マルシェ」は2002年に発売されたKICK THE CAN CREW 5枚目のシングルです。
KICKはこの曲で紅白歌合戦に出場しています。
名前の由来
ハウス食品の「カレーマルシェ」から取っています。
理由は「カレーマルシェ」のCM曲っぽいループだったから。
なんか、テキトーというか安易じゃね?と思った方。
「マルシェ」の凄さはそのテキトー感にあるんです。
テキトー感
そもそもこの曲の内容を思い出して下さい。
飲め!騒げ!上がってけー!
こんな感じですね。
特に深い意味がない、単純なパーティーソングです。
そのためタイトルもそんな感じ。
しかし!
それだけの話で終われないのがこの曲
3人の超絶ラップスキルと複雑なマイクリレーこそ、この曲の醍醐味です!
流れるよなマイクパスと前小節の脚韻を頭韻に使う「返し韻」
以前、RHYMESTERの3人がマルシェをカバーをした際に、かなり難しいマイクリレーだったと宇多丸師匠がラジオで語っていました。
テキトーにしてそうなのに、めちゃめちゃスキルフルなのが、この曲の凄いところです。
マルシェに匹敵するマイクリレー
このマルシェに匹敵するぐらい複雑なマイクリレーの曲がなんと2017年に発表されています。
それはアルバム「KICK!」に収録されている「SummerSpot」という曲です。
武道館ワンマンライブにてこの曲を披露する際には、
「もし途中でミスったら、最初からやり直す。出来るまでやる」
「WOWWOWで見てる人は放送終了までこの曲になるかも」
「リハーサルではゆうし君(MCU)が2回ミスってる」
と、語っていました。
それ程難しい曲ですが、LIVEではどうなったか必見です。