2021年8月10日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にてCreepy Nutsのお二人がANARCHYの『Lisa』について語りました。
R-指定:じゃあ曲ね、本当はもっと早くこの曲を紹介したかったんですけど、出た時ぐらいに。
何週か曲が紹介できなかったじゃないですか。
もうアルバムごとなんですけども、ANARCHYさんの『NOISE CANCEL』というアルバムが非常にね。
DJ松永:アルバム、めちゃくちゃ良かったよね。
R-指定:めっちゃ良くて!!!
前作がいろんな人をFeaturingするっていう作品やったんですけども、そこからまたガラリと今度はワンマイク。
ANARCHYさんだけでこの9曲入りの『NOISE CANCEL』という。
しかも非常にミニマムな作りなんですけども、ANARCHYさんの魅力が最大に爆発しているアルバムというか。
DJ松永:わかる、もう本当に、もちろん、進化していて新しいところもガンガン見せてもらえたけども、ANARCHYさんが好きな人も大満足みたいな感じだよね。
R-指定:もちろん今の音像で作ってはるんやけど。
今回のアルバムってメロディー曲とかが多いんですけども、やっぱりANARCHYさんイズムのメロディーセンスが爆発しているというか。
それがね、なんか今のエフェクトをかけている感じのメロディーもかっこいいんやけども、そうじゃない生々しさのあるANARCHYさんの、ラッパーの歌っていうか。
DJ松永:うんうん。
R-指定:ラッパーのメロディー、ラッパーの歌う歌っていう感じの魅力が爆発してて。
もちろん、リリックのところとかも最高のところが多いんですけども、その中でも色々なANARCHYさんイズムが爆発している曲が続いて、最後の9曲目。
「どんな曲が来るのかな?」って思ったら、MVにもなっているんですけども『Lisa』という曲。
この曲はちょっと、なんていうんですかね?
もうANARCHYさんほどではないですけども俺らもそれこそ、いろんなことを歩んできて、今回自分たちの『Case』っていうアルバムを作ったじゃないですか。
DJ松永:はいはいはい。
R-指定:で、やっぱりラッパーが1回自分のラッパー人生を振り返るっていう曲はいっぱいあるんですけども、この『Lisa』っていうのはANARCHYさんの振り返り方として「めっちゃANARCHYさんっぽいな」って思いつつも、端々に共感するところもありまして。
まずはこの曲を聞いてもらいましょうか。
ANARCHYで『Lisa』
R-指定:このー、いろんな成功をANARCHYさんは歌うんですけども、ここに来てこのタイミングでこの曲で。
これってある程度、キャリアが、脂が乗ってきたラッパーやったら誰でも感じることというか「僕は間違っていたのかな?答えはまだ見つからないまま」っていうフレーズとかもあったりするんですけども。
俺もやっぱりアルバム製作中に確実にそのフェーズに確実に入っていたところを松永さんも見ていたじゃないですか。
だからすごい共感もしたし、逆に勇気づけられもしたっすね。
ANARCHYさんでもこんな風に思うんやって。
DJ松永:そうだね。
R-指定:いやー、アルバム全体としてめちゃくちゃ素晴らしいんで、ぜひ聞いてください。
ANARCHYさんで『Lisa』でした。
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