R指定、LITTLEの『bbbaby feat.DABO』を紹介

2021年6月8日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にてCreepy Nutsのお二人がLITTLEの『bbbaby feat.DABO』について語りました。

R-指定:早速なんですけど、曲を紹介したいなと思います。

子供ができて変わったみたいな、Jay-Zの話したじゃないですか。

DJ松永:泳げるようになっちゃってね。

R-指定:そうそう、やっぱり子供ができたら人間変わるなっていうところも含めて。

あと、来週来てくださるファンキー加藤さん、加藤さんが韻が固くなった原因っていうのは実は八王子という土地が関係しているんですよ。

DJ松永:あら土地柄?

R-指定:八王子にはKICK THE CAN CREWのLITTLEさんという、日本の韻固を集めたら当然トップ3に入るであろう韻の。

DJ松永:韻といえばLITTLEさんだもんなー。そこもかー八王子の先輩か。

R-指定:そう!そのLITTLEさんが子供ができて出した「いろいろ変わったよ」という曲があるんですよ。で、それがDABOさんと出してて。

DABOさんも子供ができて。このLITTLEさんとDABOさんは、もちろんデビューも近いし、同じ時にこのヒップホップシーンをサバイブした仲間同士で、ライバル同士でもあるのかな?

で、出した『bbbaby』という曲がヤバいのまずは聴いて下さい。


DJ松永:最高、この曲いいよねー。

R-指定:いいんですよ、LITTLEさんDABOさんっていう布陣もそうなんですけど。

サビのこの”bbbaby”っていうコーラスがFull Of HarmonyのYutakaさん。

DJ松永:我々としては胸アツのメンツですね。

R-指定:なにが素晴らしいかって、のっけからDABOさんの『拍手喝采』のサンプリングをLITTLEさんがするっていう。

よってらっしゃい 見てらっしゃい
Check my SON shine 今何才だっけ?

っていう。「Sunshine」を息子の「Son」に変えて「SON shine」にしていたり。

ライムも最高に固い

国民的ベイビー 無邪気な笑み
よく見てみ Check it つまりは天使

ってこれ、全部踏んでますから。

DJ松永:んーすげっ!

ABC DEFかわいい

R-指定:とかもこれ、DABOさんのラインですね。

DABOさんのバースがまたすごいのが 「そっくりですね」 っていうことにブチ切れるっていう。

俺がこんなに可愛いわけがあるか
こんな尊いわけあってたまるか

っていうのでブチ切れて、「そっくりですね」って言ってきたやつのケツ毛をライターであぶろうとしてる(笑)

ちょ待てコラ ライターであぶるぞケツ毛
・・・
俺ごときと比べたのか謝れ

っていうほどかわいいっていう

クソに金メッキしたようかカスが
あろうことか創り出してしまった星の王子
世界救うメシア

みたいな。

DJ松永:いいねー、ラッパーがそれ言うのいいね。

R-指定:いいですよね、最高の子供への愛。

それでLITTLEさんの

生まれてきてくれてマジでグラシアス
喜びの雨降らします モロにくらっちまう
君が笑えば歌になる そんなプラチナムサン

っていうね。『PLATINUM TONGUE』っていうアルバムでDABOさんはデビューして。

そのDABOさんが我が子のように作ったデビューアルバムを文字って、LITTLEさんが「プラチナムサン」っていう風に言うっていうね。

DJ松永:お見事!これマジでお見事きれい!

R-指定:子供もこんなライムを贈られたらめちゃくちゃ嬉しいやろうなって、素晴らしい曲でした。

DJ松永:でもさ、NITROとかKICKとか全盛というか俺らが10代で聞いてた時、NITROのDABOとKICKのLITTLEが絡むとは思わないよね。そこでFOHがサビとかちょっと信じられないよね。

R-指定:こういう歴史も含めてめちゃめちゃ良いですよね。

DJ松永:だってねDABOさんと漢さんとかもビーフしてたしね、『おそうしき』とか。

R-指定:そうそう、そういうのを経て長年走り続けてきたらこういう邂逅というかね。そういうのもあるんやなって思いますよね。

DJ松永:NITROはちょっと孤高な感じだったしな。

R-指定:ありましたね、あんまつるまん。

DJ松永:NITROと同じ雰囲気の人は結構いかつい流れとか、、MUROさん周りとかさ。

R-指定:ちょっとシュッとした感じの人っていう感じやったし、KICKも言うたらそうやったし。

DJ松永:でもLITTLEさんはZINGI一家だしね。

R-指定:LITTLEさんは元々結構ハーコーなところにいはったからね、童子-Tさんとかと一緒にね。

でも、おそらくなんですけどもこの曲が生まれるきっかけの前の前段階ぐらいのところに俺ら立ち会っている可能性はあんねや。

DJ松永:どういうこと?

R-指定:餓鬼レンジャーのアルバム『ティンカーベル ~ネバーランドの妖精たち~』って出したでしょう?俺らも『ちょっとだけバカ』っていう曲で客演させてもらったあのアルバムに『The Skilled』っていう曲でFORKさんとLITTLEさんとYOSHIさんで韻固なことをやっている曲があって。

DJ松永:恐ろしいメンバーだよな(笑)

R-指定:そっちは韻固な曲。で、フロウ巧者たちが集まったポチョムキンさんMummy-DさんLIBROさんRIPSLYMEのRYO-ZさんDABOさんでやっている『キューバ・リブレ』っていう曲があって。

DJ松永:そうだそうだ。

R-指定:だからレコーディング日とかもなんとなく被ったり、すれ違ったりしていて。

最後『餓鬼園祭』っていうリキッドでやったライブでは全員集合やったんですよ。

で、その時にお互いラッパー同士で話をするんですけど、LITTLEさんがちょうど子供の話をしてて。

「そういえばDABO君も子供が」みたいな話をたしかその時LITTLEさんしていて。

で、「なんか絡みとか、一緒になったりするんですか?」みたいな話をしてて。

だからもしかしたら、そこらへんからLITTLEさんの頭の中にはお互いラッパーとして大人になって。

LITTLEさんも子供ができて、DABOさんも子供がおるらしいみたいなので、ちょっとこの曲の構想はできてたかなとか。

今になって思い返してみると、あの瞬間がもしかしたらみたいな。

DJ松永:アチチ!

R-指定:ちょっとアチチなんですよ。

DJ松永:ちょっとなに?アチチな話。

R-指定:もしかしたらあの時に考えていたのかも、みたいな。

DJ松永:本当にそうかもね。いいですねー。

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