2019年11月20日のCreepy Nutsのオールナイトニッポン0にて「韻フレ」を語る
DJ松永:ラジオネーム ギフトカード、昨今のバトルシーンは韻を踏む美学が横行して話の筋に合わないワードが見られ、韻そのものの価値が非常に薄くなってきています。ラッパーはこれを韻フレといいますか?
何か刺してきたかと思ったら上手いことでした(笑)
R-指定:上手いこと言ってるな(笑)
確かに間違っちゃっないというか、いいとこ見てるな。韻フレ起こってるかもしれないですね。
その長い韻を踏むことが正義だと思ってて、文脈とか全く気にせずに長い韻だけ並べるっていうスタイルの人も居るんですね。
でも、そういう人が居るからこそ、短い韻やのにめちゃくちゃ会場を沸かせられるFORKさんみたいなスタイルとかも。だからこそベテランの力量が浮き彫りになるってのもありますね。
DJ松永:確かにね。
R-指定:やっぱラッパーでバトルも音源も格好いい人とか、バトルめっちゃ強い人は韻踏んでいるところ以外も面白いですから。
FORKさんとか呂布カルマさんとかラップのそういうところを見てもらったら良いと思います。
韻踏んでいる所以外でも超上手いこ言ってたり。そこを韻に持っていったり。
DJ松永:たしかに、呂布さんはメタファーとか情景描写は即興とは思えない。
R-指定:ほんま凄いですよ。
DJ松永:あれマジで歌詞だよね。
R-指定:だから韻を踏むのが音ゲーとかリズムゲームみたいに長い音に当てはめていくという、遊びとして捉えている人は文書の内容と薄まってたり。ゲームみたいになってて。
ホンマにラップ上手な人はそれ以外の部分もちゃんと味があるような。
DJ松永:本当そうだよね。使ってる言葉が本当に全部面白いもんな。
R-指定:そこに注目して見てもらえると。
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