ZEEBRA&MUMMY-D、Red Eye & OVER KILL『THUG LIFE』を語る

WREP 第三研究室」において、ZEEBRAさん、MUMMY-DさんがRed Eye & OVER KILL『THUG LIFE』について語りました。


 

Zeebra:ということでお聴き頂いたのはRed Eye & OVER KILL『THUG LIFE』でした。

Mummy-D:今歌ってたのがRedEye君。

Zeebra:そうそう、OverKillっていうのが大人ビートメイカーというですかねFUJI TRILLとKNUXか。

Mummy-D:チームなのね。

Zeebra:そうそう。それで色んな客演を呼んでやってるんだけど、最近何曲かやってるんだよねRedEyeと。

Mummy-D:うんうん。

Zeebra:RedEyeはMCバトル、高校生Rapとかで名を馳せて。

Mummy-D:あーそうなんだ。今いくつぐらい?

Zeebra:今ね高校3年生の歳。

Mummy-D:えぇ!!高校3年生ってラップしていいの?(笑)

Zeebra:はははは(笑)

Mummy-D:してましたけどね僕らも。

Zeebra:してましたね(笑)

この子サビとかもね、昔取った杵柄にしがみつくオヤジが俺に何か言うみたいなね(笑)

Mummy-D:ふふふふふ(笑)

Zeebra:生まれた所から違うみたいなね、出来てる奴は俺から学ぶとか言うんですよ。

Mummy-D:いやいやいや、本当そうだよ。

Zeebra:僕たち学ばないとなぁと思って今日かけさせて頂いてるんですけど。

今ねTwitterできてるのがね「めちゃくちゃ言葉が聞き取りやすいな」とか「パンチライン多いな」これね、さっきのLEX君と真逆なんですよ。

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Mummy-D:そうだね。

Zeebra:LEX君は何言ってるかさっぱり分からないけど雰囲気だけフロウだけでクソかっこいい。

で、こっちは言ってること全て分かるけど考え方が新世代。

Mummy-D:そうだね。

Zeebra:この2つの幅の間で俺たちは苦しめられてるね。

Mummy-D:またそこかよ(笑)

俺たちはいいよ(笑)

Zeebra:俺たちはいいよね(笑)

Mummy-D:彼はフリースタイルから出てきたからその場で言葉が伝わらないと全くRock出来ない状況でラップしてる子だからこいういスタイルになると思う。

Zeebra:うんうんうん。

Mummy-D:いってみりゃちょっと俺ら世代のスタイルに近い。

Zeebra:そうそうそうそう。

Mummy-D:だからバシバシ言葉が伝わるから、その分ちゃんとパンチラインになってないとダサくなっちゃう。

Zeebra:そうなんだよね、言うこと言わないとダメっていうね。

彼自身は礼儀正しくて、しっかりとしたパフォーマーなんだけど、こういう意識ってたぶん物凄く強くて。

“地元の鎖に繋がれている”っていうラインがあるんですよ、これって多かれ少なかれ皆んな経験するんじゃないかと思うというか。

たとえばパフォーマンスを始めた頃に知り合った人達、もちろん先々まで気にかけてくれる良い人もいっぱいいる。でも中には出来もしないのに先輩風ふかしてくる人とか。

Mummy-D:それね、意外と東京にいると分からないんだけど、地方出身のラッパーとかDJの地元時代の話しを聞くと、なんか大変だったなーみたいな(笑)

Zeebra:これはさ、上側に対する問題だけじゃなくて。

先輩もさ東京だったら1番にはなれないかもしれないけど、誰かしらと居ることで名前の知られたアーティストになってたかもしれないと思うの。

でも地方に根差していてそのエリアがまだ盛り上がってないとなると、やっぱり全国区になれないし、そこの後輩から見るとその先輩はちっちゃく見えるかもしれないし。

そういう事もあるかもねーみたいな。

Mummy-D:あとね、東京だとここのクルーが気に入らなかったら別のクルーと仲良くすればいいやって、もしくは1人でやりゃいいやって色んな選択肢があると思うのね。

Zeebra:そうだね。

Mummy-D:ただ地方だと、ある1人の先輩を通さないと、どうにもならないとか、そういう問題とかちょいちょい聞くじゃん。

Zeebra:はいはいはい。

Mummy-D:ねぇ地方は大変だと思うよね。そういう鬱屈したものがあるんだと思う。

Zeebra:でもね、そういう意味でもRedEyeはね高校生Rapでものすごいプロップスをゲットして、ワンマンとかもすげえパンパン入っていい感じでやれてるのよ。

Mummy-D:へぇー。

Zeebra:自分のやり方で媚び売らずに、自分のスタイルでやっていくっていうね、そういうところがいいなあと思っていて。

実は誘いごともしたことがあって、その時は自分の信念があった上でお断りというか。

Mummy-D:あーそう。

Zeebra:これを断るのは相当、芯があるなと思わせて頂いた件がありまして。

非常に僕は応援してます。

Mummy-D:骨のある。

Zeebra:骨のあるってことです。

後の話しが実はありまして、基本的に彼は自分の世代でぶち上げて行こうってやってるんですけど。

そんな彼がおじさんとコラボするっていう曲が最近でまして(笑)

Mummy-D:はははは(笑)

Zeebra:それはそれでグッときたんで、聴いて頂きたいと思いますRed Eye , SHINGO★西成 , KIRA & 下拓 『EVERYTHING』


 

Zeebra:さっきのトゲトゲしい曲と比べて、物凄く柔らかくて明るい曲なんですけど。

大変なしがらみとか色々あると思うけど、この辺SHINGOとかまで突き抜けちゃえば安心かなって。

Mummy-D:そう!それはね、良いおじさんですから(笑)

Zeebra:良いおじさんと悪いおじさんがいますからね(笑)

Mummy-D:しかもこの業界ものすごく悪いおじさんがいっぱい居ますから。

本当にHIPHOPすべらない話をしだすと、1晩も、2晩、1週間ぐらい経っちゃうからね。

Zeebra:そうですよね(笑)

ただ難しいのはパッと見悪いおじさんが実はいいおじさんってのも中にはいたりするんで、あれが1番難しいとこですね(笑)

Mummy-D:玉石混交という。

Zeebra:世の常ですね。

Mummy-D:でも彼はベタなsweetの曲調も合うし、SHINGOはやっぱ合うねこういうの。

Zeebra:そうですね、安心するね。

Mummy-D:カチカチしてない感じがハマるよねーやっぱり。

Zeebra:ほんとそう、SHINGOもカチカチしてないって見せてるけどしっかり作ってる人ですよ。

Mummy-D:そこがね!そこがスキルという。

Zeebra:そういうことでございます。

 

「THUG LIFE」収録 Link

 

「EVERYTHING 」収録 Link

 

 

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