俺に必要なのは一本のマイク
家族 仲間 あとは地元愛
疲労困ぱい ハードな仕事帰り
いい大人でも夢に身を焦がし
日頃の行い ノートに綴る
思い紡ぐ 重んじるルーツ
シケモクのように路上に燻ってたこと
忘れず向上し進む
徐々に狂うのが多くのケース
今日も16小節に注ぐ情熱
謙虚なままゲームのボール持ってる
職人でもヘッズのロールモデル
ホワイトTシャツ着て タイトにバース蹴り
泥くせぇ努力の才能磨く
人生の半分ラップし 確信
諦めねぇ奴が最後に勝つ
※
All I Need is One Mic
何も不足はねぇ 金も車もクソくらえ
All I Need is One Mic
何も苦にならない なぜなら好きだから
All I Need is One Mic
この声をここに残す 本当だけが心に届く
All I Need is One Mic
揺るがない固い意志 それが大事
世の中に俺のヤバさを知らしめる
そのため今日もスキルを磨いてる
折れる気配も無く 初志貫徹
弱気は捨ててく ポリバケツ
とりあえずでいいって ただ日々
無駄に過ごす事なく 変える学びに
ほら もっと色々興味を持ちな
増やしてこうぜ 脳味噌のシワ
増えるシナプス 繋がる日が来る
それは決してミラクルなんかじゃない
頑張らないの反対で 自力でゲット
自分信じ 必死に生きていけ
目指す上の上の上の上
この手で切り拓く運命を ベートーヴェン
勉強家じゃなきゃゲームオーバー ユノンセン?
ペン買いに走りな文房具店
折れる気配も無く 初志貫徹
弱気は捨ててく ポリバケツ
とりあえずでいいって ただ日々
KREVAっぽい韻の踏み方 通称「返り韻」です。
小節のケツで踏んでいた韻を次の小節の頭に持ってきています。
ZORNのヴァースでも返り韻が見られます。
俺に必要なのは一本のマイク
家族 仲間 あとは地元愛
疲労困ぱい ハードな仕事帰り
※
VIPルームで冷えたシャンパンより
Recブースでイケたワンバース
いらねぇ SNSでのバズ
それよりねるねるねるねを買う
そう ぶっちゃけ何でも買える 欲しいもの
だけど必要なのはこのビートと
この声響かすOne Mic いらないもの断捨離
ヤン車に絡まれた葛西臨海公園
息押し殺した Like 人体模型
当然ヤンキースはアメリカじゃない
ヤワい言葉じゃ為にならない
アメリカ 並び替えたら 亀有
両さんチャリで中川フェラーリ
俺等はHip Hopが移動手段
だからマイク離せない
※
めちゃくちゃ長い韻から始まり、相手の語尾から韻を拾ってマイクを受けるという最高のコンビネーションです。
アメリカ 並び替えたら 亀有
両さんチャリで中川フェラーリ
言葉を並び替えて韻を踏むという、B-BOY PARK時代のKREVAのフリースタイルを彷彿とさせます。
アメリカ発の文化で地元をRepするZORNにピッタリなリリックです。
「One Mic」Download
おまけ
MVの中にKREVA『希望の炎』のジャケットオマージュと思えるカットがありました。
KREVA『タンポポ ft. ZORN』でも “火を灯せ 希望の炎” というリリックがあり、ZORNのavorite song?
関連記事
▼「韻」考察カテゴリーへ移動
亀有、フェラーリの所チャリもaiで踏んでますよね!
ありがとうございます!